前回のサンクリで思いもかけず本が売れてしまったことで、今回は絶対に新刊をと意気込んでいたところでパソコンが壊れて原稿の仕上げが出来ないという事態に。悩んだ末に未完成原稿での準備号は断念して、新刊無しでの参加となりました。とは言え、年内最後のイベントでそれなりに気合も入っていただけにかなりブルーな気分で開場を迎えました。おまけにスペースの左隣は柱で右隣は2スペース連続して欠席という、私のサークルスペースだけ離れ小島のようにポツンと寂しく孤立した状態。
　そんなわけで隣のサークルさんの人ごみが流れて来るということがないので、立ち読みしていく人もほとんどいないまま時間だけが流れていきます。「も、もうダメだ」と絶望感にうちひしがれていましたが（←大げさ）、正午くらいに唐突に1冊売れて安堵のため息をつきました。本当にあれには救われました。良かった良かった。その後1時少し前にもう1冊売れてようやく肩の力がぬけました。今回は売れて嬉しいというよりも、安心したという気持ちの方が強かったですね。半ば勝負を投げての参加となった前回と比べると、大分に力んでいたようです。本を手に取って見てもらえた人数は10人に満たなかったのに、前回と同部数が売れたのはジャンル限定イベントならではの強みでしょうか？　ともかくも売上ゼロを回避できたのは幸いでした。
　1時過ぎにスペースを空けて少し買いものに出てみましたが、理緒ちゃん本は見つからず。仕方がないので坂下さん本と理緒ちゃんのラミカード等を購入しました。

　今回は感心なことに会場製本をしませんでした。…新刊が無いのでしたくても出来ないというのが本当のところではありますが（笑）。夏場に執筆活動を怠っていただけに、既刊だけを持ち込んで、売上０冊を半ば覚悟しつつの参加となりました。
　そんなわけでして最初から負け戦気分でのんびりとやるつもりだったのですが、意外や意外、２冊も売れてしまいました。手に取って見てもらえた人数も１０人を上回って過去最高記録。端から見ると情けない記録ではありますが、もっと最低な結果を想定していただけに予想以上に健闘したと思います。一般参加者の人数が多いだけに、捨てる神も多いけど拾う神も多かったということでしょう（笑）。さすがはサンクリ。また、今回初めてイベント終了まで帰らずに粘ったことも良かったと思います。終了間際に２人の人に本を見てもらえたので（売れなかったけど）。
　帰りは上機嫌で家路につくことが出来たものの、これできっちり新刊を仕上げてくれば…とは何度も思いました。後悔先に立たずとは正にこのこと。しかし、それなりに自信もついたし、やる気も出てきました。参加して本当に良かったです。何事もやってみるまで分かりませんね。
　さて、そうした販売成績とは別に残念だったのは、１人で参加しているので買い物に行けないこと。次回からは時間を決めて少しだけ買い物に出てみようと思います。

　毎度おなじみの会場製本。…いいかげんにこれはやめないといけませんね。
　今回は頒布する本の表紙がカラーだっただけに、一般参加者の方にそこそこ手に取って見てもらうことが出来ました。まあ、それが売り上げに結びつかないのがなんですが、大きな進歩と言えるのではないかと。
　同じリーフオンリーのイベントであるＢＮＬ７と比べると、人出はそれほどでもなくてまったりとした印象でした。開場と同時に人気サークルに人が押し寄せて大騒ぎというようなこともなかったみたいです。もっとも、私の方は人が多くないだけについに売り上げ０冊かと内心ヒヤヒヤものでした。
　結局午後１時過ぎ頃に１冊売れて一安心。買ってくれたのはやっぱり理緒ちゃんファンと思しきお方。「やっと理緒本、見つけましたよ」と言ってもらえたのがけっこう嬉しかったり。同人活動の醍醐味ですね。
　左隣のサークルさんが、前回のサンクリ１１でもお隣だったサークルでした。世の中以外とせまいですな。

　ＢＮＬ７に引き続き、当日になっても本が出来ていない状態で、サークル入場が終了する１０分前くらいに会場に到着。またスペースで開場後もホチキスをパチパチやってました。
　開場と同時に、後方の壁際のサークルに一般参加者がどっと押し寄せてきて、一時的にとは言え、すごい騒ぎになっていました。人気のあるサークルというのは大したものです。見ていて感心してしまいました。
　私の方はというともうサッパリで、そもそも本を手に取ってすらもらえない状態。トホホ。午後２時を過ぎて、これは今日はダメかなと思っていたところ、ついに１冊売れました。理緒ちゃんファンと思しきお客さんでした。実は手ずから本を渡してお金を受け取るのはこれが初めてで、ジワ〜ッとした嬉しさがこみ上げてくる感覚は独特のものがあって良いですね。
　閉場間近になって、両隣りのサークルさんからそれぞれ本をいただきました。こちらも本を渡したのですが、何だか恥ずかしかったです。もっと堂々と手渡せる本を作らねば。

　初のサークル参加となるイベントでしたが、いや、もうボロボロでした。当日販売する本も数冊しか製本出来ていない状態で会場に到着。スペースで折っては綴じ、折っては綴じの製本作業で、そのまま開場となってもまだホチキスをパチパチやっていました。
　それが終わると前夜の徹夜疲れが一気に吹き出してきて、手伝いに来てくれていた友人に後をまかせて眠りこむ始末。記念すべきお客さん第１号の顔を見ることが出来ませんでした。情けないったら。結局、この日売れたのは２冊でした。まあ、本の出来を考えればこれでも出来過ぎと言えるかも。
　人気のあるリーフのイベントだけあって、開場はなかなか盛況でした。しかしながら理緒ちゃん本を出しているのは私と左隣の２サークルだけ…。ちなみに左隣は、私が夏のコミケで本を購入したサークルさんでした。そんなわけで理緒ちゃん本の新発見は無し。でも、会場を回って理緒ちゃんのしおりやらシールやらを購入出来たのでちょっと幸せ。