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2006年度 即売会参加記録 | |||||||
直接参加イベント:18回 ■02/11:Brand New Leaf 16 ■02/19:コスチュームカフェ16号店 ■03/19:東鳩祭2-D ■04/02:コミックキャッスル2006春 ■04/23:サンシャインクリエイション31 ■04/30:TRCこ〜みっく ■05/03:コミック・キャラクターズ 2nd Impact ■05/05:Brand New Leaf 17 ■06/11:Comic Communication 10 ■06/18:サンシャインクリエイション32 ■08/13:コミックマーケット70(3日目) ■09/10:星降る夜に ■10/01:サンシャインクリエイション33 ■11/03:Brand New Leaf 18 ■11/05:コスチュームカフェ17号店 ■11/12:コミッククリエイション18 ■11/19:こ〜みっく3 ■12/31:コミックマーケット71 委託参加イベント:1回 ■05/05:COMITIA 76(委託参加) 欠席イベント:2回 ▼ ■01/29:サンシャインクリエイション30 ■10/08:東鳩祭2-E 新刊:1冊 ■GIFT WAR 死ぬほど前哨戦 年間販売成績合計:21部
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*以下、販売成績に★のついているものは当日新刊。カッコ内は持込部数。 |
● 東京ビッグサイト:東5ホール フ-28a ● |
突発総集編 PART2■■■2部 (3) 参考 ★ペーパー■■■16部 (32) |
今年最後にして最大のイベント、冬のコミックマーケットがやってまいりました。2004年くらいからずっとヒドい同人活動を続けていましたが、ここらでそんな状況に終止符を打つべく新刊をバシッと出して、翌2007年から再起をかけようと意気込んでいました。前回のイベントであるこ〜みっく3から1ヶ月以上の時間があり、充分に間に合わせられるはずでした。…それなのに、それなのに間に合わせられないヘタレ過ぎるオレ。また下描き原稿を使ってのお試し版でお茶をにごそうかと思いましたが、どうせ翌年1月には完成版を出せるはずなので、今回はペーパーを作って持って行くことにしました。なんとも情けない話ではありますが、ともかくもイベント当日の朝方までかかって10ページのペーパーをでっち上げて、9部分を折って綴じてから自宅を出発しました。 JR京浜東北線に乗って新橋駅に到着したのが午前8時頃。ここからゆりかもめに乗り換えるわけですが、あまりにも寒いので少し身体を温めていこうと思い、立ち食いそば屋でうどんを食べてからゆりかもめに乗車しました。そこから国際展示場正門駅に到着したのが8時40分過ぎ。すでに一般参加者の行列がビッグサイトの2階正面玄関前まで進んできており、これは夏と同じように階段を下りて1階から入場になるかなと思いましたが、何とか正面玄関から入場できました。サークルスペースのある東5ホールに入り、まず次回参加申込所を購入してから自スペースへと向かいます。夏と違って今回は島中のスペースだと事前に確認してあるので、迷うことなく自スペースに到着。両隣のサークルさんに挨拶をして、椅子を下ろして、大量のチラシを片付けて、「突発総集編 PART2」とペーパーをテーブルの上に置きます。ペーパー用に「御自由にお持ち下さい」の案内をチラシの裏に書いたりしながらサークル登録のスタッフの方がやって来るのを待ちますが、これがなかなか現れません。そのうち9時30分近くになってきたので、こちらから登録に行ったほうが良さそうだと思い、サークル窓口まで行って登録を済ませました。ペーパーに関しては冊子状のものということで提出することになりましたが、少し恥ずかしかったです。たまには完璧な出来の本を提出したいですね。トホホ。スペースに戻り開場を待っていると左手の外周沿いのシャッターが開き、冷たい風が吹き込んできます。これがシャレにならないくらい寒くて、この後15時近くまで寒さに震えながらのサークル参加となります。かんべんして。 寒さに震えつつペーパーを折っては綴じているうちに午前10時となり、予定通りに開場。一般参加者の行列を開場前から会場のかなり奥まで入れてあるので、以前のように入場口からドドドッと人がなだれ込んでくるようなことはなく、人の流れはわりとおだやかな印象。外周の大手サークル目当ての人達は行列を作るために会場内を通過してシャッター外へと出て行きます。この寒い中を外で行列になるのかと、見ているこっちが凍えてしまいそうでした。みんな根性あるなあ。そんなにぎやかな外周に対して島中である自ペース前の通路はほとんど人が通りません。まあ毎回見慣れた光景なので特に気にせずペーパーを作り続け、合計15部となったところで一度ストップ。2日ほどまともに寝ていないので眠いのですが、それ以上に寒いのが辛くて身体をちぢこませて椅子に座っていました。やがて島中の通路にも人がボチボチ流れるようになり、10時40分にペーパーを持って行ってもらえました。続いて50分に何と「突発総集編 PART2」が一部売れてしまいました。とりあえずこれで売り上げゼロ回避が決定したのでホッと一安心。これで気が抜けたのか寒さに震えながらも眠気が強くなっていきます。そんな中、11時24分、27分(立ち読みあり)、52分、53分とペーパーを持っていってもらえまして、これでペーパーが10部を切ったのでまた新しく作り足しを始めます。自スペース前の通路の人の流れも11時50分過ぎくらいから急に多くなり、混雑していると言えるレベルにまでなりました。これを受けてか当サークルもそこそこ調子が良くて、12時ちょうどくらいに2名、その後19分、29分とペーパーが出て、34分には立ち読みもありました(ペーパーを渡し損ねてしまいました)。この時間帯はスペースに来ていただいた方々に「理緒派ですのでがんばって下さい」と言われたり、「新刊(?)出来ましたね」と言われたりで、色々と勇気づけられましたね。でも相変わらず新刊が無いのを見られたり、ちょうど折っては綴じの途中だったせいで対応が少々おざなりになってしまった面もあって、申し訳ない部分もありました。やがて13時を過ぎ、05分にまた1部売れました。これで「突発総集編 PART2」の残部は1部のみとなりました。30分にはにづかこたろうさんが訪ねて来てくれましてちょっとお話して、その後会場へ来る途中で買っておいたおにぎりで昼食。お茶も買ってあったのですがトイレが近くなりそうだったので飲みませんでした。食べ終わると本格的に眠くなってきて時々ウトウトしてしまい、52分、14時23分とペーパーを持っていってもらえる度に目を覚ましていました。ペーパーに関しては無断で黙って持っていってもらっても全然かまわないのですが、みんな「これいいですか?」と聞いていきます。同人誌即売会における参加者のマナーやモラルが低下する一方だとよく言われますが、まだまだ礼儀正しい人も沢山いますね。45分に寒さの元凶であった左手のシャッターが閉鎖されて多少過ごしやすくなり、眠気もピークを過ぎました。場内の人出もかなり少なくなりましたが、それでも56分、15時27分(2名)とペーパーが出て、これで売り上げ2部、ペーパーは15部という成績。新刊を落としたので買い物はしないはずでしたが、この成績なら自分にごほうびをあげても良かろうとテーブルの下をくぐって外へ出て、1スペースはさんでお隣の坂下さんサークルの本を2冊購入しました。買い物に関してはもうこれで充分に満足ですぐに自スペースへと戻りました。この後48分に最後の立ち読みとペーパーが出て、最終的なペーパー頒布数は16部でした。「星降る夜に」の23部には及びませんが、状況を考えればそこそこ健闘したと言って良いと思います。イベント終了1分前の15時59分、10月に亡くなられたコミックマーケット前代表の米澤嘉博氏へ会場内の全員が黙祷をささげ、その後いつも通りに拍手で閉会。第71回コミックマーケットが終了しました。 今回のコミケは新刊を落としている時点でダメダメではありますが、売り上げもあったし、ペーパーも全時間帯で出てくれたので、一日中ポヤ〜ッと座っているだけのイベントにならなかったのはとてもありがたいことでした。ただ、とにかく寒いのにほとほとまいりました。当日の天候や配置に左右されることなので仕方がないのですが、今までも冬コミには何度も参加してきた中でこんなに寒さがこたえたのは初めてです。まあ、それでも落選してサークル参加出来ないよりは全然良いわけですが、来年はもう少し防寒対策を事前にしっかりして参加しようと思います。…その前に当選するかどうかが問題ですけどね。2006年は結局ヘタレなまま同人活動を終えることになってしまいましたが、まあそれでもペーパーを何とかでっち上げたりするくらいには多少前進できたかなとは思います。しかしその前進速度が話にならないくらい遅いままだったわけで、2007年は最初からダッシュをかけてこれまでの遅れを少しでも取り戻せるようがんばっていきたいと思います。今回の冬コミでまだウチのサークルを見捨てないで応援してくださる方がいることもわかったし、これから先もボブロバ!は理緒萌えサークルとして突っ走っていけそうです。もちろん他に描きたいジャンルも沢山ありますが、まずは理緒ちゃん本をキッチリ仕上げることから始めたいと思います。やっぱりダッシュをかけるにしてもスタートが大事ですしね。ボサッとしてないで早速2007年の同人活動へ踏み出したいです。 |
● 東京流通センター アールンAホール:B-02 ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (4) 参考 ★ペーパー■■■5部 (7) |
2005年の春にCレヴォがその歴史に終止符を打った後、その年の秋から後継を狙ったと思われるオールジャンル即売会が幾つか開催されました。Cレヴォは参加申込をしてもとにかく受からなくて個人的には恨みがつのるばかりのイベントでしたが、サークル参加出来るイベントは沢山あった方がありがたいわけで、Cレヴォ終了後の大規模イベントのすう勢には少しばかり注目しておりました。しかしながら新規のオールジャンルイベントは翌2006年の春の開催後にそろって失速、1年ともたずにあっさりとついえてしまいました。結局サンクリが一段階その規模を大きくしてCレヴォの後を埋めてしまったのが敗因なのでしょうけど、コミックキャッスル、コミック・キャラクターズ、コミックメモリーズ(ここはやや例外ですけど)と、次回の開催がアナウンスされるもこと無く、現在はウェブサイトも消えてしまいました。そんな中、唯一継続して開催されているのが今回のこ〜みっく。5年間は開催すると明言していますが、その有言実行ぶりには頭が下がります。自分が有言不実行な人間であるだけになおさらですな。しかしサークルや一般参加者を集めるという点ではかなり苦戦しているようで、今後が少し心配でもあります。それならイベントに合わせて新刊出すなりして出来る範囲でイベントを盛り上げるべきなんですが、今回も見事に落としました。特に今回は前週開催のコミクリ18での発行をあきらめてこ〜みっくに合わせるつもりでがんばっていたのに、結局完成させることが出来ずに情けない限りです。これをきっかけに一度はあきらめた速さを主体に置いた描き方に再び着手してみようかなと思い始めております。 そんなわけで新刊は無いのですが、既刊以外の何かを持ち込みたいということで冊子版のペーパーを作ろうとイベント前日の夜に必死でエロい系のイラストを書いていましたが、計4枚描き上げるつもりが1枚も完成させられずに朝を迎えてしまいました。コミクリ18で大遅刻した経緯があるので、時間ギリギリまで作業をしているよりもまず会場へ行った方が良かろうと考え、続きは会場で描くことにして用意を整えて自宅を出発します。モノレールに乗って前回のこ〜みっく以来およそ半年ぶりの東京流通センターに到着。今回は他の非同人イベントも開催されており、建物の前にはそちらが目的らしい奥様や親子連れも結構見かけました。とりあえず1階にあるローソンで飲み物を購入してから2階のイベント会場へ向かいます。今回の会場は階段を上って右奥にあるAホール。入場口でサークルチケットを渡してサークル用カタログを受け取って、ついでに一般参加者用カタログも購入してから自スペースへ。この時点で10時20分くらいで両隣のサークルさんはまだ来ていませんでしたが、ざっと場内を見回した感じでは結構スペースは埋まっていて欠席サークルはそれほど多くない感じでした。サークルリストや配置図から判断する限りサークル数は80に届かないくらいと思われますが、前回よりまた少し数を減らしており、その苦戦ぶりうかがえます。結構色んなイベントでチラシを見かけたので、それなりに告知はがんばっていたと思うのですが、なかなか難しいですね。それはさておき、毎度おなじみ「突発総集編 PART2」をテーブルの上に置いて準備はあっさり完了。早速イラストの続きを描き始めます。やがて右隣のサークルさんもやって来て、11時にいよいよ開場。前回と同じく主催者の方がアナウンスで参加サークルが少ないことを謝っていました。一般参加者の方はどんな感じかなと場内を見回してみましたが、パラパラとあちこちに点在する感じで行列や人の流れみたいなものは出来ていない様子。あまりよそ見をしていられる身でもないので描きかけのイラストに再び向かっていると、何と11時13分に1部売れました。BNL18、コスカ17、コミクリ18、そして今回のこ〜みっく3と、4連続で売上ゼロ回避でございます。悪運強すぎ。もうこれで頒布に関してはすっかり満足して、当面の課題であるイラストに取り組み、35分に何とか描き上げました。時間的に後3枚描くのは無理そうなので、ともかくもこの1枚を使ってペーパーを作ってしまおうと一度会場の外へ出て1階のローソンでイラストをコピー、会場に戻るとミリペンでコメントを書き込んでB5サイズに断ち切って、ペーパーの原版が完成しました。再び1階のローソンへ行って7枚コピーを取り、これでB5で1枚ポッキリですが既刊以外に頒布するものがようやく出来上がりです。既刊の横にペーパーを置いたのが12時30分。この後53分に立ち読みがあったのですが、ペーパーを渡し損ねてしまいました。そしてその後は立ち読みも無いまま時間が過ぎていき、これはペーパーは1枚も減らないかなと思いましたが、13時51分に立ち読みがあってようやく1枚渡すことが出来ました。この時にスケッチブックも頼まれたのですが、時間的にちょっと自信が無かったのでお断りしてしまいました。申し訳ないです。ともかくも売上があってペーパーも1枚持って行ってもらえたので今日はまあこんなところでしょうと思いましたが、14時、22分、28分、32分、52分、15時25分と、イベント後半に結構立ち読みがあってペーパーも4枚持って行ってもらえました。何とか2枚目のペーパーを出せないかと2枚目のイラストに取りかかっていたので、立ち読みに来た方にペーパーを渡すタイミングを二度逸してしまったのは惜しかったです。まあ、それでも売上1部、立ち読み8名ですから、かなりの好成績です。 15時30分に主催者の方のアナウンスでイベント終了。一応拍手。終始まったりとしたイベントでした。次回は来年3月11日に都産貿台東館で開催ということで、前回や今回の会場となった流通センターよりはサークルも一般参加者も来やすいのではないでしょうか。どこであれ都内であれば私は次回も参加するつもりですし、個人的には流通センターも良い会場だと思うのですが、やっぱり都産貿やPiOとくらべるとアクセスがやや不便で不利な気がします。第1回と同じ会場である都産貿台東館での次回のこ〜みっくがどうなるか注目しましょう。…その前にその頃うちのサークルがどうなっているかの方が問題のような気がしますけどね。まずは年末の冬コミで足がかりを築いて、来年こそはまともなサークル参加が出来るようになりたいと思います。がんばりましょー。 |
● 大田区産業プラザPiO 大展示ホール:D-19b ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (5) |
以前はイベント前日の夜に仕事があり、寝ないで参加していたのでイベント開催中は眠くて仕方がなかったのですが、無職となった現在では前夜にキッチリと睡眠をとれるので睡魔に悩まされることはなくなりました。と思ったら今回のコミクリ18の前夜は新刊製作で徹夜してしまい、朝方になって少し寝ておこうと横になって目が覚めたら何と11時過ぎ! そもそも新刊はコミクリ18にではなく次のこ〜みっく3に合わせて製作していたので徹夜する必要なんて全然なかったのに、何やってるんでしょう。とにかく会場へ向かおうと思いましたが、当初は会場で書こうと思っていたサンクリ34の申込書を自宅で作っていった方が時間的に良さそうだと考えて、パソコンを起動して申込書の製作を開始します。しかしレーザープリンタが誤作動を起こしたのでインクジェットプリンタでの出力に切り替えたらインクがつまっていてヘッドクリーニングを3回もする必要があったりして、大幅に時間をロスしてしまいました。コミクリ18の会場での直接受付がサンクリ34に申し込む最後の機会なので、イベント開催時間内に会場に到着できないともうおしまいです。もはやコミクリ18にサークル参加することよりも、サンクリ34への参加申込の方が重大事で、あせりまくって半泣きになる安藤さんでした。 それでも何とか申込書のプリントアウトが終わり、用意を整えて自宅を出発。JR蒲田駅で下車して会場の大田区産業プラザへ向かいますが、途中でまた駅の出口を間違えたのではないかと不安になってしまいました。どうも蒲田駅から大田区産業プラザへの道のりは自信が持てません。まあ、結局今回は間違っておらず無事に会場に到着できましたが、時間は14時50分過ぎでイベントはすでに入場フリーとなっていました。ともかくもサンクリ34への参加申込をと会場内へ入り、申込受付スペースにて無事に申し込み終了。これで肩の荷が下りてようやく周囲を見回す余裕ができました。場内は前回も来ていたドネルケバブの屋台が今回も来ていて肉と香辛料のにおいがします。イベント終了の15時30分まで後30分ほどですが、混雑と言うには程遠いながらもスペースには結構サークルさんが残っており、それを見て回る一般参加者もそれなりにいました。このあたりがコミクリらしいですね。私も手遅れもいいところではありますが、今からでも一応サークル参加しておこうと思い、自スペースへと向かいます。閉場30分前にやって来たということで、そんな自分の立場をわきまえてコソコソとスペース内へ入りました。毎度おなじみ「突発総集編 PART2」をテーブルの上に置いてから値札を忘れてきているのに気がつき、それどころか筆記用具すら忘れてきていたので値札を作ることも出来ませんでした。ただスペースの上にコピー誌が重ねておいてあるだけの状態…。まあ後30分しかないのだし、どう考えても売れるわけはないのだから今日はサークル参加気分を味わうだけでいいやと思ってそのまま座っていました。しかしここで1部売れてしまうという超異常事態が発生。何で? どうして? 閉場30分前にやって来て値札もつけていないコピー誌を置いてあるだけのサークルの本が売れるなんて。意外と世の中甘いです。そんなわけで奇跡的な売上ゼロ回避で今日はもうすっかり満足気分。席を外してドネルケバブでも買いに行こうかなとも思いましたが、あまり調子に乗りすぎても良くないと思い直しておとなしくスペース内に座っていました。そして15時30分にイベント終了。この後打ち上げがあるそうですが、私はこの時点で会場を後にしました。 今回は寝坊して大遅刻という論外のサークル参加でしたが、サンクリ34への参加申込も何とか間に合ったし、売上もあったしで、あきらめたり面倒くさがったりしないで会場へ出向いて本当に良かったと思います。とは言え、こんな参加態度ではどうしようもないわけで、おそらくまた来年開催されるであろうコミクリ19にはちゃんとサークル入場時間内に会場入りして、ちゃんと新刊を値札をつけてスペースに並べて、買い物に出て他のサークルさんを見学して、ついでにドネルケバブを買いにいけるようにしたいと思います。…何だか即売会に参加するたびに来年は云々という話になってますな。 |
● 都立産業貿易センター 浜松町館2-4階:3階 D-09 ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (6) |
Leaf、ToHeart関連のオンリーイベントがすっかり減ってしまった現在、当サークルが参加できるジャンル(制服系)として結構当てにしているコスチュームカフェ。サークル参加してみると何だかんだで毎回売上ゼロを回避してしまうということもあり、頼りになる即売会でもあります。そんなわけでBNL18から2日後の日曜日、当然のごとく新刊は用意できないまま都産貿のコスカ17の会場へノコノコと顔を出す安藤さんでした。コスカはサークル入場締切が10時50分なので、その30分前の10時20分に会場入り。早めの会場入りは心と行動に余裕が出来て良いのですが、準備に全然時間がかからない当サークルとしては開場まで長時間ボ〜っとしたまま過ごすのもアレなのでこれくらいがちょうど良いと言えるでしょう。…いつか本を沢山持ち込んでスペース設営にいそいそと立ち回りたいなあ。会場内はそれなりの規模をほこるコスカだけに、沢山のスペースでサークルさんが準備や挨拶回りにいそしんでおり結構にぎやかでした。それをポヤ〜っと羨ましげに見つめる自分が悲しかったです。 コスカではおなじみのメイドさん風コスプレに身を包んだ女性スタッフのサークルチェック(?)も無事に終わり、11時に「サークルの皆さん、準備はよろしいですか?」→「は〜い」といった感じのかなり恥ずかしいアナウンスと共にイベント開場。大勢の一般参加者が流れ込んできて、外周だけでなくスペース前の通路も結構人通りが多くなかなかに盛況です。あくまで盛況なのはスペース前の通路であって、ウチのスペース自体は全然盛況ではありませんけど。まあ、毎度のことなので前方だけでなく横や後方を見回してのんびりと場内を観察します。などとやっていたら、26分に1部売れてしまいました。前回のBNL18に続いて売上ゼロ回避です。自身の悪運の強さに感心するやらあきれるやらですが、同時に新刊が出来たら廃棄するつもりだった既刊「突発総集編 PART2」に感謝の念が湧いて、せめて残部分は最後まで頒布しようと思いました。その後は売れませんでしたけど、11時27分、42分、12時30分、33分、36分と立ち読みも5名あって前回のBNL18を上回る成績でした。さすがに一般参加者の人数が段違いなだけに、人出に比例した結果が出ますね。とは言え、13時以降はスペース前に足を止める人も無く超ヒマ状態。前日の夜に寝ているので眠くもならず、今後のイベント参加用にサークルカットの下描きをしていましたが、あまりはかどりませんでした。回ってきたブロックノート(ジャポニカ学習帳でした)を描いたり、1度トイレへ行った以外は特に何の変化も無くゆっくりと時間が流れていきます。一時は壁沿いにおそろしく長い行列が出来ていたりした会場内の人出も徐々にその数を減らしていきます。それでも最後まで島中の通路にも人通りがあったのはさすがでしたね。そして15時30分になり閉場。「即売会はおうちに帰るまでが即売会ですよ」という恥ずかしいアナウンスの後で、主宰の方が次回開催や開催10周年の記念イベント等に関してコメントしていました。 出来はボロボロで1部も売れなかったとは言え、5月のコミティア76には何とかイベントに合わせて新刊を作ることが出来たのに、その後はイベントに合わせるどころかいくら月日が経っても新刊が出来上がりません。怠けているとか手が遅いとかこだわり過ぎとか、色々と理由もしくは言い訳はありますが、とにかく本という「形」にしようとする意思があまりにも薄弱ですね。コミケやサンクリはもちろん、BNL、コスカ、こ〜みっくと来年以降もサークル参加し続ける予定の即売会で毎回既刊だけ並べているのもいい加減にみっともないです。来年3月に開催のコスカ18ではみっとなくないサークル参加ができるようにしたいと思います。単純な話、新刊を出すだけのことなんですよね。 |
● 都立産業貿易センター 浜松町館3階 第二展示室:D-06 ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (7) |
9月の星降る夜にからずっと未完成のままの草壁さん本と理緒ちゃん本をそろえて出すつもりだった今回のBNL18。しかし実際にはそろえて落としたりする安藤さんでした。ダメじゃん。しかもこの日は午後からSB(シュートボクシング)の興行を見に行くので最初から早退するつもりでいたりして、さらにダメっぷりに拍車をかける始末です。これの前の10月8日の東鳩祭2-Eも風邪気味とはいえ欠席してしまうし、メインの活動ジャンであるLeaf系の即売会への対応がかなりよろしくない昨今であります。さすがに私も後ろめたい気持ちがあるので、せめて時間に余裕を持って会場入りしようと思いました。そんなわけで10時15分にサークル入場です。前回のBNL17ではサークル入場時間をかん違いして遅刻寸前で大慌てでしたが、やっぱり時間に余裕のある会場入りは良いですね。これでサークルスペースでいそいそと設営の準備を出来たらさらに良いのですが、テーブルの上のチラシを片付けて既刊1種類を置くだけで、いそいそするほどやることが無いのでした。サンクリ33の時と同様、色々と忙しそうに準備をしている周囲のサークルさんが羨ましかったり。 午前11時に主宰の方のアナウンスで開場。人出はどんなものかなと私の位置からは右後方にあたる入場口を振り向いて見てみました。最初にドドドッと一般参加者の列が流れ込んできましたが、すぐに列は途絶えてしまった感じです。場内を見回しても前回のBNL17の時と比べると場内の人出は少ない印象。参加サークルも少し減ったそうで、前回を盛り上げたToHeart2の人気は早くも息切れしたようです。今は主催者もサークルも一般参加者も全体的に1つのジャンルに対する飽きと別ジャンルへの乗換えが早いですね。もちろん描くにしろ読むにしろ同人活動におけるスタンスなんて人それぞれなのだから、頻繁なジャンル変更が悪いというわけではありませんが、ToHeart2の発売以降にイベントのカタログから前作ToHeartのサークルカットが急激に数を減らして、その要因であるToHeart2が案外あっさりと下火になってしまうのを目の当たりにすると少々複雑な気分です。まあ、それでも人出はまだまだ多いですし、何よりウチのサークルは素通りされまくりで全然相手にされていないので、そんなことで悲観的になっている場合でもないのですけど…。 今回はいつも参加している坂下さんサークルもいないので、開場ダッシュをすることも無くのんびりと会場内の様子をながめていました。BNL17では開始20分で3部完売でしたが、さすがにあれは異常事態と言ってもいいような特殊な例だと思うので、売れなくても立ち読みがあると嬉しいなという心構えです。11時16分に最初の立ち読みがあり、今日はまあまあ良い感じかなと思っていたら26分に1部売れてしまいました。8月の夏コミ以来の売上です。これですっかり幸せな気分になって、この後ずっと上機嫌な安藤さんでした。その後は売れませんでしたが41分、12時30分と立ち読みがあり、当サークルの現状を考えるとなかなかの好成績と言える結果でした。13時近くになった頃、そろそろ撤収しようかと思ったら主催者の方のスペースへの挨拶回りが近づいてくるのが見えます。目の前でいかにも途中で帰りますみたいな感じで荷物を片付けるのもアレなので、とりあえずそのままで主催者の方が回って来るのを待つことに。そして挨拶が終わってからいそいそと撤収の片づけを始めたわけですが、どうも後味が悪くてコソコソと会場を後にしました。まあ、早退なんて堂々とするものではありませんけどね。今回は新刊を落としたのはもちろん、それで予定していた挨拶回りも中止してしまいましたし、用事があるとは言え早退してしまうしで、会場入りの時刻に余裕があった以外は良いところがありませんでした。そのわりにちゃっかり売上ゼロは回避しているのだからバチが当たりそうですな。来年5月に開催予定のBNL19ではもう少しまともなサークル参加をしたいと思います。使い回しばっかりのサークルカットも新しく描きおろさないとね。 |
● 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート、文化会館:A23ホール Q-20b ● |
突発総集編 PART2■■■0部 (7) |
前回は失意の即売会参加となったサンシャインクリエイション。新刊落としてるくせに全然反省しないでのうのうとサークル参加してるからそういうことになるわけで、まるっきり自業自得なのですけど。そして今回も新刊は無いのでした。前の「星降る夜に」から3週間も時間があったのに何やってるんでしょう。でも今回は1部も売れなくて当然ですという謙虚な気持ちでイベントにのぞんだのでダメージは少なかったと思います。…そんな自己防衛よりも、もっと根本的に事態の解決を図るべきなんですけどね。単純な話、新刊を出すだけのことなんだからさ。 イベント当日、前日に大阪でK-1GPの興行を観戦しており、夜行バスで早朝に新宿に到着。自宅には戻らずにそのまま池袋のイベント会場へ直行します。時間はたっぷりあるので急ぐ必要も無く途中で食事をとったり買い物をしたりしながらゆるゆると会場を目指しましたが、それでもサークル入場開始時間である午前9時よりも早く到着してしまいました。カタログを購入してから入場口近くの洗面所で時間をかけて顔を洗って歯をみがいてヒゲをそってサッパリしたところでようやく時刻が9時を回ったので、サークル入場証を胸に貼り付けて会場内に入場。自スペースに着いた時点で9時02分でした。こんなに早い会場入りは初めてです。準備といったところでテーブルの上のチラシを片付けていつもの「突発総集編 PART2」を置くだけなのであっという間に終わってしまい、11時の開場まではまだ2時間近くあります。とりあえずコミクリ18の直接参加申込用に申込書とカットを作りながら時間が過ぎるの待ちますが、結構早い時間から他のサークルさんも入場してきて準備を始めていました。BNL17、夏コミと時間ギリギリで会場入りすることが多い私としては、そうした早出サークルさんの様子を見て反省しきりです。時間はたっぷりあるのに何となく忙しげに準備をしているのが、いかにも同人活動をやってますという雰囲気で見ていて羨ましかったり。やがて右隣のサークルさんもやって来て、場内のスペースもどんどん埋まっていきます。左隣のサークルさんは来ないままですが、時刻は11時を向かえていよいよ開場です。 開場と共に入場口からドドドッと一般参加者が流れ込んできて、「走らないでーっ!」とスタッフが注意する毎度おなじみの光景が展開されますが、ウチのテーブルの左側に少しすき間が空いており、そこを通り抜ける一般参加者が続出します。これに右隣のサークルさんがえらく怒って空席のままの左隣のサークルさんの椅子を置いてすき間をふさいでいました。そんな場内の喧騒も私には全然関係無いわけで、コミクリ18の申込書を書き終わった後は描ききれずにいたペーパー用のイラストを描いていました。12時10分に立ち読みがあって、25分頃にコミクリ18の直接申込へ行くためにスペースを外します。今回は久しぶりに申込書に直接カットを描いたのでコピーをとっておくためにまずは建物の外に出て近所のコンビニへ。コピーを取ってついでに昼食も購入してから会場へ戻り、コミクリ18の直接申込を済ませて自スペースへ戻ります。この時点で13時03分でした。昼食を取り、後はペーパー用のイラストの続きを描きながら閉場時間が来るのを待ちます。すでに1名立ち読みがあったので今日はもう打ち止めかと思っていましたが、14時06分、40分、15時とさらに3名の立ち読みがありました。前回のサンクリ32では立ち読み1名ポッキリでしたからこれでも大分マシと言えるでしょう。やがて15時30分になりイベント終了。ただひたすら申込書やペーパーやらのイラストを描いていただけで、今ひとつ即売会にサークル参加したという感覚を得られない1日でした。ただ早めの会場入りを経験できたのと、睡眠が充分だったのでイベント中に眠くならなかったのは良かったと思います。イベント前日の夜に仕事が無いというのはやっぱりありがたいですね。結局1部も売れずに終わりましたが、今回は失意の帰路につかないで済みました。まあ、結果は同じで単に気持ちの持ちようが違うだけの話なんですけど…。それにしてもなかなか新刊を完成させられない当サークルであります。サンクリは人出も多くて本が売れるチャンスも多い即売会なのだから、もう少しこの年4回の機会を大事にしたいですね。2007年のサンクリは2月から始まりますが、その日は既刊新刊たずさえてスタートダッシュをかけられるようにしたいです。 |
● 都立産業貿易センター 台東館4階:04 ● |
*今回は有償による頒布物がありませんでした。 参考 ★ペーパー■■■23部 (23) |
夏コミからおよそ1ヵ月後、秋のイベント第一弾は草壁優季オンリー「星降る夜に」であります。初めてのキャラオンリーで、初めての都産貿台東館であります。これで初めての草壁さん本があればなお良かったのですが、そんなものは影も形も無いのでした。そんなわけで相変わらず新刊が出来上がっていないのですが、今回は草壁さん本を当日に用意することが参加条件なので、苦しまぎれですがペーパーをでっち上げてそれを持ち込むことにしました。でも以前製作した愛佳本のペーパーは一応10ページはあったのに、今回はB4で1枚ポッキリしかありません。B5換算でも2ページ…。せっかくの草壁さんオンリーだというのにこの体たらくで、イベントの趣旨に対してもさすがに申し訳ないので、今回は例の「突発総集編 PART2」は持ち込まないことにしました。2004年の前半にやたら繰り返したペーパーのみでのイベント参加を久しぶりに行うこととなりました。トホホ。 前回の夏コミでサークル入場時間に遅れそうになったことを踏まえて今回は余裕を持って自宅を出発。少し遠回りしてレンタルしていたDVDを返却する余裕までありました。白状すると午前中に返却すれば延滞金がつかずに済むので、慌てて返しに行っただけなんですけどね…。会場となる都立産業貿易センター台東館は初めてなのですが、上野駅でJRから地下鉄銀座線に乗り換えて浅草駅で下車、駅の改札から会場への案内標識があって道もわかりやすかったので全く迷うことなく到着できました。何度も行っている大田区産業会館へ行く時の方がよっぽど不安になります。建物の中に入ってエレベーターで4階に上がるとそこが会場です。まずはカタログを買おうと会場入り口に向かいますが、サークル入場証を出すと「カタログの引換券を持ってませんか?」と聞かれて確認してみると入場証にまぎれて引換券が入っていました。そうです。サークルは買わなくてもカタログをいただけたのでした。ついでにそこはサークル入場口ではなくてカタログ販売所で、サークル入場口はもっと奥の方にあったのでした。というわけで奥へ進んでサークル入場証を提示して、今度こそ会場入りを果たします。今回は同じToHeart2のヒロインである愛佳オンリーとささらオンリーと合同開催という形をとっているのですが、「星降る夜に」が1番参加サークルが少なくて10サークルしかありません(泣)。もう欠席したりとかイベント開始早々に早退したりということをするつもりはありませんが、もともとサークルが少ない中でウチはペーパーしかないという状態なので、かなり後ろめたい気持ちでコソコソと自スペースへ向かいました。先に来ていた左隣のサークルさんに挨拶をして、とりあえず着席。この時点で10時10分です。テーブルの上のチラシを片付けて、配布するペーパーを用意してあっさり準備完了。後はイベント用のサークルカットでも描いていようと筆記用具や紙を取り出して、ボチボチと下描きなんぞを始めます。やがて右隣のサークルさんもやって来て、開場まで後5分ほどかというところで恐れていた新刊チェックがやってまいりました。主宰の方が必ず新刊チェックのあるBNLと同じ方なので、まず間違いなくやるだろうなあとは思っていましたが、いざその時になるとかなり精神的にしんどかったです。だってペーパー1枚ポッキリだけで会場までノコノコ顔を出しているサークルですぜ。もう後ろめたさ最高潮ですよ。そんな背中にイヤな汗をかきそうな新刊チェックが終わって気が抜けてへたりこんでいる中11時となり、それぞれのヒロインオンリーの主宰の挨拶3連発の後にいよいよ開場です。 開場直後、イベントとしてはそれほどサークル数が多いわけでもないのでどんなものかなと思って見ていましたが、それでも幾つかのサークルさんの前には行列が出来ていました。大したもんですなあと羨望と嫉妬まじりの視線でそれをながめていましたが、意外や意外ウチのペーパーも捌けが良くてビックリしました。最初の10分で8枚、20分で11枚と、ほぼ1分で1枚ペース。27分頃にスケッチブックを頼まれてそこからは描く方に集中していたので細かい経過はわかりませんが、40分ほどで残り1枚となりました。1枚になると皆遠慮するのか読んでも持っていかないのですが、結局12時55分にこの最後の1枚も持っていってもらえて、ペーパー23枚がわりとあっさり無くなってしまいました。速攻ででっち上げたものだし、載せてある草壁さんのイラストも自分では「ちょっと失敗したかな?」という出来ばえだったので、すごく嬉しかったですね。草壁さんの人気の高さをあらためて再確認させられました。ちゃんと新刊を完成させて持ち込んでいれば、そこそこ売れたかも。もったいないことをしました。27分頃に頼まれたスケッチブックは描くのに時間がかかっても良いということなので引き受けましたが、やっぱり描いていてかなり緊張しました。普通ならすんなりと引ける線まで手が妙に震えてガタガタになったりして、プレッシャーに弱すぎる自分に苦笑いです。おまけに無難にバストアップにしておけば良いものを、変に凝って座りポーズの全身図なんぞを描こうとしたので、一時はドツボにはまりかけて無茶苦茶あせりました。結局50分弱ほどで描き終わりましたが、かけた時間の割には今ひとつな出来でしたね。これで精根使い果たしてしまい、後でイベントのブロックノートが回ってきた時はあっさりと草壁さんのバストアップを描いて済ませる安藤さんでした。やっぱり全身図や座りポーズを即興で描くのは私の実力では十年早いといったところです。でもイベント会場でのスケブというのは、いくら自宅で練習して画力を上げたところで実際の現場で場数を踏まないことには鍛えられない部分があるので、ウチみたいな人気の無いサークルにとってこういう機会はとても大事だと思います。ちなみに最後のペーパーを持っていった方にもスケブを頼まれたのですが、時間がかかる旨を伝えると断念していました。うああっ、申し訳ない。修行が足りませんね。精進します。 14時30分にイベント終了。その後にアフターイベントもあったらしいですが、そちらへは参加せずに会場を後にしました。新刊を落としたということで買い物には行かなかったのですが、ペーパーは全部捌けるし、スケブを描いたり、ブロックノートを描いたり、主催者とスタッフの方が配りに来た缶紅茶とビスケットを食べたりと、そこそこ充実した時間を過ごせたと思います。夜勤明けだったので、最後の30分くらいは睡魔に負けてウトウトしていましたけど…。キャラオンリーの即売会ということで会場内にいる人達も本当に好きな人しかいないわけで、終始なごやかで良い雰囲気でした。次もあればとは思いますが、さすがにToHeart2の人気もやや落ち着き始めているのでちょっと難しいかな? それともかく、自分としては草壁さんの人気を実際に確認できたことですし、なるべく近いうちに草壁さん本を完成させてイベントに臨みたいですね。草壁さん本に関しては、どんなひどい出来でも出せば売れるということはないにしても、需要に対する供給が圧倒的に少ない印象を受けました。サークルの皆様、今は草壁さん本が狙い目ですよ! オレは草壁さん本を作って売るぞっ! …いや、もちろん売上至上主義になるのはよろしくないと思いますし、ウチのメインジャンルはあくまでも理緒ちゃんですが、これでも一応売上にはこだわっているつもりなのでチャンスを逃さずにいきたいです。今回の「星降る夜に」は得たものが多いイベントでしたが、それだけに新刊を落としたのはイベント的にも売上的にもまずかったなあとつくづく思います。次のイベントはサンクリ10月1日のサンクリ33ですが、こんどこそ新刊を仕上げて参加したいと思います。もう新刊無しやペーパー1枚ポッキリはやめよう。 |
● 東京ビッグサイト:東1ホール J-24a ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (9) |
失意の即売会となったサンクリ32からおよそ2ヶ月後、やってきました夏祭。前回の冬コミで売上ゼロだったにもかかわらず図々しくも当選した当サークルですが、けっきょく(また)新刊は出来上がらずじまいで、(また)「突発総集編
PART2」を持ち込む安藤さんでした。前日の夜にペーパーを作りかけで寝てしまい、早朝近くに目が覚めて慌てて製作再開しましたが、これが予想外に時間を食って自宅を出るのが遅れてしまいました。国際展示場正門駅でゆりかもめから降りたのが、サークル入場時間締切間近の9時少し前。すでに2階の正面ゲートは封鎖され、遅刻した2004年の夏コミと同様に1階からの入場となりました。でも今回はギリギリとは言え完全に午前9時前でしたから、遅刻ではありませんよね? そうですよね? 次回の抽選の際にはそのあたり誤解無きようお願いしたいです。いや、ホント遅刻じゃありませんから! 遅刻扱いにはならないよなあと少々不安に思いつつ施設内に入ると東ホールへ向かい、ホール内の販売所で次回申込書セットを購入してから自スペースへ向かいます。スペースのあるJブロックはすぐにわかったのですが、自分のスペース位置が把握できずにブロックの外周をウロウロしてしまいました。それらしい箇所が見つからないので、もしやと思いつつ配置図を取り出して見てみると、自スペースはいわゆるお誕生席の内側の配置でした。頭から島中だと思い込んでお誕生席は無視していたので見つからないわけです。何でウチみたいなサークルがこんな所にと不満たらたらでスペース内に入り、まずは両隣のサークルさんに挨拶します。当日お手伝いしてくださるにづかこたろうさんがすでに一度スペースに来ていたようで、チラシ類はきれいに束ねて床に置いてありました。席について自宅でプリントアウトしたペーパーを切って仕上げているとにづかさんがやって来ます。参加登録の際に提出する新刊が無いのを確認すると、にづかさんは他にも手伝うサークルさんがあるとかでまた出かけて行きました。ペーパーを切り終わってボチボチを本を並べようかという頃にスタッフの方が来たので参加登録を済ませ、準備完了。にづかさんの本をまだ並べていないのですが、勝手に荷物にさわるわけにもいかないので、「突発総集編 PART2」とペーパーだけをテーブルの上に置いた状態で、行きがけに買っておいたおにぎりで朝食をとりながら開場を待ちます。 午前10時、いよいよ開場。夏のコミックマーケット70が開催です。といっても私はもう最初から勝負を投げているので場内のことにはあまり興味が無くて、チラシの中から必要なものを選び出したりしていました。そんなことをしているうちににづかさんが戻って来たので、にづかさんの本もテーブルに並べます。場内に興味が無いのは相変わらずで、いただいたにづかさんの新刊を読んでいました。そのまま下を向いたまま本を読みふけっていると、お客が来てると知らされて慌てて前を見ると本当に来ていて、10時35分、1部売れてしまいました。これがこの日最初で最後の売上でしたが、ともかくも売上ゼロを回避できて嬉しいやらありがたいやらでした。11時近くににづかさんが外出しましたが、その前に楠風館というサークルさんの理緒ちゃん(ネタもある)本を買ってきてくれたので、それを読みながら時が過ぎるのを待ちます。私の方は新刊を落としている身なので買い物に出るつもりは無いし、朝食をとるのが遅かったので昼食をとるつもりも無いしで、スペースを空けるとしたらトイレくらいのものですが、結局体内の水分はほとんど汗で出てしまってトイレに行く必要も無くて、最初から最後までスペース内にいました。 じりじりと場内の気温が上がっていく中、それなりに忙しげな両隣のサークルさんに挟まれて、足を止める人もほとんど無くヒマを持て余している当サークル。それでも11時08分、35分と一応立ち読みがありました。正午に入場規制解除のアナウンスが流れるのを聞いて、規制解除はいつも通りだけど今回は人が多いように見えますねえなどと話していると、05分頃にスペース前へ来た方に「新刊は?」と聞かれてちょっとビビる安藤さん。「すいません、落ちたんですよ」と答えてペーパーだけお渡ししましたが、昨年の冬コミの時と同様どうにも気まずい瞬間でありました。去り際に「新刊楽しみにしてます」などと言われて、さすがに嬉しさよりも申し訳なさの方が先に立ってしまい、ますます縮こまる安藤さんでした。そんな思いをしたくなければさっさと新刊を出せば良いのにねえ。まったくもう。その後はしばらく閑古鳥が鳴いたまま時間が流れ、イベント後半に入った14時37分、15時15分、45分と立ち読みがあり、16時に閉会のアナウンスに合わせて拍手と共にイベント終了。売上1部、立ち読み5名という成績でした。まあ妥当な数字かなと思います。やっぱりまともな新刊を出さないことには先が見えないし、前進もままならないですね。前回のサンクリ32で散々に打ちのめされたはずなのに、全然懲りてませんな。最初から勝負を投げていたせいで緊張感も無くて、せっかくのコミックマーケットなのに暑い中ただポヤ〜っと座っていただけのしまらない即売会参加となってしまいました。ただ私のスペースの惨状は別として、イベントそのものは人出も多くなかなかに盛り上がっていたと思います。昨年の夏冬よりも人は多いと感じました。LeafジャンルもToHeart2のエロゲー版が出てから9ヶ月ほど経過して、多くのサークルさんにはキャラクターやシナリオを充分に把握した上で同人誌の内容を練るのにちょうど良い期間だったのではないでしょうか。せっかく活動ジャンルが盛り上がっているのだから、私もその波に乗っていけるようにしたいです。まあ、ウチのメインはあくまでToHeart1で理緒ちゃんですけど。 そんなわけで、イベントもマイジャンルも盛り上がっていたのに、その中で自滅気味にメリハリの無い薄ボンヤリとした1日を過ごしてしまった夏の一日でした。もともとそうなることを事前に自覚していたので前回のサンクリ32の時のようなショックはありませんが、いつまでも同じことを繰り返していてはいけませんね。もう今回のことはスッパリ忘れて(忘れんな!)、前向きに次の即売会を目標に再始動しようと思います。何はともあれ、新刊発行だっ! そうそう、次回の冬コミもどうか受かりますように。 |
● 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート、文化会館:A23ホール Q-10a ● |
突発総集編 PART2■■■0部 (10) |
初の大阪遠征であるコミコミ10から1週間後、今度はおなじみ池袋で開催の大規模オールジャンル即売会、サンシャインクリエイションでございます。相変わらず新刊は無いまま、ペーパーも作らずにノコノコとイベント会場へ顔を出す安藤さんでした。イベントを欠席することなく最後まで会場で過ごすようになったのは良いとしても、どうも新刊無しでもあまり反省しない図太い態度が身についてしまったようです。実際、サンクリなので既刊だけでも1部くらいは売れるだろうとたかをくくっていた面も確かにありました。しかし、そんな安藤さんを天はゆるさないのでした。今回ほどイベントの開場前と閉場後で精神的に落差の大きかったことは無かったと思います。 午前10時20分、場外でカタログを購入した後会場入りして、自スペースに着席。左隣は柱でした。後からやって来た右隣のサークルさんに挨拶をして、例の「突発総集編 PART2」を置いて開場を待ちます。前回のサンクリ31より若干少ないものの、今回も2330ものサークルが参加ということで、通路幅がえらく狭く見えました。毎回サンクリではこんなものなのかもしれませんが、他のイベントと比べると明らかに狭いです。今回も人が多そうだなと思っていると、11時に場内アナウンスが聞こえないまま開場。右手にある入場口の方を見ると、スタッフの方が必死に「走らないで〜」と声をかける中、一般参加者がどんどん場内に流れ込んできます。しかし自スペース通路前はなかなか人が通りません。まあ開場からしばらくはそんなものだろうと思っていましたが、そのまま誰もスペース前に立ち止まらないまま時間は流れていきます。12時08分になって立ち読みが1名ありましたが、これがこの日唯一ボブロバ!のスペース前で足を止めてくれた方でした。しかしこの時点ではまだ楽天的に考えていて、12時30分になった時点で次回参加申込と知り合いのサークルさんのスペースへ行くために席を外します。次回参加申込はBホールで受け付けているのですが、Bホールに入ってみると一度ホールの外へ出て階段の上に伸びている行列に並んでくれとの指示。ホールから出て奥の階段へ行くと、確かに上階の方へ行列が出来ています。妙に蒸し暑い階段を上っていき6階付近でようやく最後尾に並ぶことが出来ました(Bホールは4階)。ただ、思ったよりも行列の進みは早く、並んでから5分かそこらで次回参加の申込を終えることが出来ました。お次は挨拶回りでDホールへ行くのですが、順路の関係上一度屋外へ出なくてはいけません。しかし屋外は雨が降っており、スペースにカサを置いてきてしまったのでサークル訪問は一旦断念して自スペースに引き返します。この時点で13時ちょうどくらいでした。少し間を置いて出直そうと思いスペース内にいましたが、弱小サークルは場内が落ち着き始める13時以降が勝負だというのに、ずっと素通りされまくりの当サークルでした。45分になった時点で再びサークル訪問のため席を外します。会場外へ出てみるとカタログは完売したようでした。今度はカサを持って行ったのですが、屋外へ出てみると雨はほとんどやんでいました。階段を下りてDホールに入り、ようやく知り合いのサークルさんのスペースを訪問できました。サンクリの度に向こうから来てもらっているし、またサンクリにしか参加しないサークルさんなので、今回こそはこちらから訪問しようと思っていたので、それが果たせたのは良かったです。中綴じ仕様になって前より少し読みやすくなった(だけの)「突発総集編 PART2」をお渡しして、少し話してから自スペースに帰還。後は閉場の15時30分までスペースにいましたが、結局売上はもちろん、立ち読みも無くイベントは終了してしまいました。前回のコミコミ10に続いて立ち読み1名です。それまではどのイベントでも6名くらいの立ち読みがあったので、少なからずショックでした。柱の隣の位置で人の目に留まりにくい場所だったとは言え、7部売れて完売した2004年9月のサンクリ25も柱の隣だったことを考えると、配置に原因を求めるのは無理がありそうです。今回の結果には反省するよりも落ち込み気味で、再び降り出していた雨の中を肩を落としてトボトボと帰りました。自宅に着いても今ひとつ気持ちの切り替えが出来ず、たまっている即売会参加記録を更新するはずが寝転がってゴロゴロしているうちに寝てしまいました。 私はあまり物事を引きずるタイプではないので、フテ寝して一夜明けてスッキリしましたが、今後も同人活動を続けていくことを考えると、反省するとかよりも根本的に考え方をあらためないといけないようです。幸いにも全部自分が悪いということは一応自覚しているわけですから。コミコミ、サンクリと規模の大きなイベントでこの体たらくでは、せっかく当選した夏コミでも散々な結果に終わってしまいそうです。実際、昨年の冬コミは売上ゼロで終わっていますしね。同人活動を始めて丸5年と半年。6年目の今年こそまともな活動内容と言いながら、結局上半期を無駄に終わらせてしまいました。今回のサンクリ32での結果を良い薬にして、今年の下半期以降の同人活動を立て直していきたいと思います。帰り道、ホントに辛かったですよ(泣)。 |
● インテックス大阪 2号館:O-24b ● |
突発総集編 PART2■■■3部 (13) |
数年前から関東(というより東京)以外のイベントにも参加したいなあと漠然と思っていましたが、普段のイベント参加でも大赤字なので、交通費のかかる地方イベントには二の足を踏んでいました。しかし昨年にK-1GP開幕戦を大阪まで見に行ったことがきっかけで、夜行バスを使えばそこそこ安価で移動できると分かり今回の参加を決めました。コミコミと言えば、関西最大でコミケ、サンクリに次ぐ3番目の規模を誇るオールジャンル即売会であります。初の関西イベント、それも大規模イベントということで、バッチリ新刊を仕上げて初見参といきたかったのですが、またまた新刊は間に合わず「突発総集編
PART2」のみを持ち込むことに。間に合わないとか何とか言う以前に作業を始めるの遅すぎです。前のイベントから1ヶ月以上あるのに何やってるんでしょう。確かに仕事が少々キツくてヘタレ気味ではありましたが、毎日少しずつでも描けたはずなのに。結局既刊の「突発総集編 PART2」を本来なら新刊から始めるはずだった中綴じ仕様に変更しただけで、大参加遠征に出発することになりました。 イベント前日、新宿西口から23時30分発の夜行バスに乗って一路大阪へ。車内では寝てるしかないのでひたすら寝るように努めて、翌日の朝に大阪は梅田に到着。昨年に来た時と同じ立ち食いそば屋でうどんを食べてから目的地のインテックス大阪へ向かいます。地下鉄を数本乗り継いで中ふ頭駅で下車。この時点でまだ9時前なので、準備に時間がかかるわけでもないのに慌てて会場入りするのもどうかと思い、周辺をブラブラしながら写真を撮ったりしていました。何となく東京ビッグサイトのある有明と似たような印象を覚えましたが、両方とも埋立地で新開発地なのだから似ていて当然かもしれません。無人運転の新交通も通っていますし。西側のATCからWTCを経由して、ぐるっと大きく迂回するように歩いてインテックス大阪へ到着。正門をくぐって会場である2号館の前に出ます。まだ少し早いかなと思いましたが、周囲に不案内で時間をつぶす場所も無いので9時40分に会場入り。開場まで1時間以上あります。私がこんなに早く会場入りするなんて珍しいですな。場内は天井が高く外周にシャッターがあり、ビッグサイトと似たような感じでした。参加サークルが1200近いとあって、テーブルの配置がどうなっているか気になっていましたが、スカスカとまではいかないにしても結構通路幅には余裕がありました。まあそれくらいにしておかないと事故が起きますしね。自スペースに到着して荷物を置き、右隣のサークルさんに挨拶をします。ちなみに左隣は事故用スペースとかで空席でした。とりあえず洗面所へ行き、洗顔、歯みがき、ひげそりでサッパリした後にスペースへ戻って開場を待ちますが、夜行バスの中でそれなりに寝たはずなのに眠たくなってきます。この眠気が実に強烈で、この後閉場までずっと悩まされることとなります。 眠たいのが最初のピークを迎えた午前11時、場内アナウンスと共にイベント開場。出入り口の方を見ると、一般参加者の列が流れ込んできていましたが、いつまでたっても目前の通路はほとんど人が通りません。みんな外周の大手サークルさんに並んでいたのかな? そのまま人の流れもあまり無く、こちらもウトウトしながらのボンヤリとした時間が流れ、売上はもちろん記憶にある限りでは立ち読みも無いまま13時を過ぎてしまいました。「これは今日はダメかな?」と寝たり覚めたりしながら思っていましたが、13時10分に最初の、そして最後の立ち読みがありました。40分頃にはあまりに眠いのでトイレも兼ねて顔を洗いに行きましたが、それもあまり効果が無くてポヤ〜っとしたまま時はさらに流れて14時10分頃、スペース前に人が来たので立ち読みしてくれるのかな〜と思ったら、「安藤さんですか?」と聞かれてビックリ。何と理緒ちゃんつながりで以前にネットで知り合っていた方でした。もう最近は全然音信不通で…と言うかそもそもそんなに交流のあったわけでもない薄いつながりでしかないのですが、わざわざスペースへ来てくれたのでした。今思えばどこで私のコミコミ参加を知ったのか聞けば良かったです。でもその時はビックリしていたのでほとんどその方の話を聞いているだけなのでした。安藤さん、ダメねえ。いや、だって思いもかけない訪問にもビックリしたけど、聞かされた話もけっこう思いもかけない内容でビックリしたもので。そんなわけで最後に「突発総集編 PART2」を1部買っていただきましたが、これは言わば義理で売れたようなものなので、売上としてはインチキくさいですね。でもこれで眠気が覚めてかなりシャキッとしました。その後14時30分に1部売れて、ようやく正規の売上を確保できました。良かった良かった。お買い上げいただいた方、ありがとうございました。そして15時に閉場。その際に右隣のサークルさんに1部買っていただいて、本日のインチキ売上第2号。ちなみにこちらは本をいただいてしまいました。ダメじゃん。実際買っていただくまでもなく、そのままお渡ししても良かったわけですしね。私は買うのあげるのといった押し問答が嫌いなので、そのまま素直にお金を受け取ってしまいましたけど。こうして初の大阪遠征は、売上3部のうち2部が同好やお隣のよしみで売れるという何とも不甲斐ない結果で終わったのでした。それ以前に3部しか売れない時点で不甲斐ないし、新刊が無いのも不甲斐ないよ。 最後の1時間以外は眠いわ閑古鳥だわで、緊張感の無いすっかり弛緩しきった時間を過ごしてしまいましたが、今回のコミコミ参加は思いもかけない出会いもあったので参加して良かったとは思いますし、またいずれ関西やそれ以外の地方のイベントにもサークル参加していきたいとも思います。とは言え、最初から赤字は覚悟の上ですがもう少し本が売れないことにはどうしようもないですね。今回は立ち読みも1名で、今年サークル参加した即売会では最低の数字です。単に新刊を出す以外にも、通りすがりの人にスペース前で立ち止まってもらえる努力なり工夫なりが必要だと痛感させられました。規模の大きい即売会は一般参加者が多くて売上に期待が持てますが、当然ながら参加サークルも多いのでその中に埋没してしまい売上はおろか本を見てもらうことも無いままに終わってしまう可能性もあります。まずは新刊発行が急務としても、他にも色々と考えたりやらなくてはいけないことが沢山あると反省しきりの大阪遠征でありました。またいずれ関西のイベントにはサークル参加するつもりですが、次回の遠征ではそのあたりをクリアして挑みたいです。 |
● 東京ビッグサイト 東4ホール:委-012 ● |
★GIFT WAR 死ぬほど前哨戦■■■0部 (30) |
4月23日のサンシャインクリエイション31が終了後、大慌てで原稿用紙に向かっている自分がいました。コミティアの委託参加に申し込んでおり、本の発送締切が間近に迫っていたからです。委託参加の場合は本を送らないことには欠席と同じことになってしまうので、時計とにらめっこしながらもう必死です。用意周到などという言葉とは完全に無縁な安藤さんでした。しかし直前のサンクリ31でイベントへの不参加はよろしくないという気持ちが強くなっていたので、どんな出来であれ新刊を作って発送しようと決意していたのでした。そんなわけで、2日がかりで今年最初の新刊「GIFT
WAR 死ぬほど前哨戦」が出来上がりました。全6ページ、描き殴りのイラストが3点と、作った本人が二度と見たくないと思うようなどうしようもない仕上がりです。まず間違いなく1部も売れないだろうと確信しながらプリントアウトしてホッチキスで綴じる製本作業は結構辛いものがありました。30部を完成後に箱詰めして発送のため郵便局へ。郵便局で伝票に記入して、それを箱に貼り付けて、窓口に提出して発送は終了。雨の降る帰り道、荷物は無くなって身軽になりましたが、気持ちはどんよりと重く盛り下がる一方です。それでも本を送らずに不参加となるよりは良かろうと無理やり自分を納得させましたが、どうにも意気の上がらない新刊発行となりました。 イベント当日の5月5日、私は都産貿でBNL17にサークル参加していました。当然ながら遠く離れた東京ビッグサイトのコミティアの会場の様子はサッパリわかりませんでしたが、まあ1部も売れないであろうことは察しがついていました。BNL17は開場17分で完売(3部だけどね)という結果だっただけに、後日コミティアの実行委員会から送られてくる返本と売上票のことを考えると頭を抱えたくなりましたね。…でも、白状すればもしかしたら1部くらい売れるかもという淡い期待感があったのも事実です。そんなだからいつまでたっても反省しないで同じ間違いをくり返すんだよ。まったくもう。そして5月22日、ついに恐怖のお届けものがやって来ました。結果はもちろん売上ゼロでした。まあ当然でしょう。予想というかほぼ確信していたことなので特にショックはありませんでしたが、自分のダメっぷりをあらためて認識するのはやはり情けないものがありました。オリジナルはパロディと違ってネタ元の人気を当てに出来ないという厳しさがありますが、私の場合はそれ以前の段階でつまづいてますね。今後オリジナル作品で勝負していくうえで全然売れなくてくやしい思いを重ねることが何度もあると思いますが、今回私が味わった情けない気持ちよりはずっとマシなのではないかと思います。まともな作品を出して売れない場合は、少なくとも胸を張ってくやしがれますもの。今のままだと「本の出来がどうしようもないから」などと下手に売れない言い訳が出来る分、かえってみっともないですね。確かに本を作らずにイベントに不参加となるよりは良かったとは思いますが、それはイベント不参加の場合を相対的に見て「良かった」だけの話だからなあ。これからも懲りずにコミティアに参加申込をしてオリジナルの同人誌を出すつもりではいますが、売れる・売れない以前に、普通に新刊を出せる・出せないがまず問題になりそうな安藤さんでした。…がんばります。 |
● 都立産業貿易センター 浜松町館3階 第二展示室:D-18 ● |
突発総集編 PART2■■■3部 (3:持込完売) |
同人活動を始めて最初にサークル参加した即売会であるBNL。初参加のBNL7から数えて今回が通算10回目のサークル参加となります。本来なら前回のBNL16が10回目となるはずだったのですが、一昨年のBNL13を欠席してしまったので1つずれてしまうのでした。ホント欠席はいけませんね。さて、当日イベントに持ち込む同人誌ですが、相変わらず新刊は無いので既刊の「突発総集編
PART2」を持っていくしかありません。サンクリ31終了時点で残っていた2部に3部を作り足して5部。その後TRCこ〜みっく、コミキャラ2で1部ずつ売れて残り3部。また2部ほど作り足そうかとも思いましたが、1部売れるかどうかもあやしいのにそんなに沢山(5部ですけど…)持ち込んでも意味が無いと考え直して、結局作り足しはしないことにしました。後にそれをものすごく後悔することになるのですけど…。 前日の夜勤から帰ってくると、寝るには時間が少ないのでゴロゴロしながら録画したTV番組を見ていましたが、ついウトウトと寝入ってしまいました。目が覚めると午前9時20分頃。この時間なら10時50分までには会場入り出来るだろうと思い、BNLの封筒からサークル入場証を取り出してついでにサークル参加案内を見てみると、何とサークル入場終了時間が10時30分となっているではありませんか。TRCこ〜みっくもコミキャラ2も10時50分だったので、BNLも同じだろうと頭から決めこんでしまっていました。慌ててバタバタと準備をして9時30分過ぎに自宅を出ましたが、サークル入場締切まで1時間もありません。年齢からくる体力的限界にヒイヒイ言いながら駅まで走り続け、京浜東北線に乗車。駅(JR上中里駅)の出入り口の位置関係から先頭車両に乗ることになったのですが、目的地の浜松町駅では最後尾が会場への最短距離となるので、そちらの方へ電車の中や途中で停車する駅のホームを歩いて移動していきます。せっせと歩いて最後尾の車両まで移動して、後は電車が浜松町駅に到着してくれるのを待つしかないのですが、この時間帯では京浜東北線は各駅停車なので少々ジリジリしてしまいました。うっかり寝てしまった私が悪いんですけどね。それでも10時20分前くらいに電車が浜松町駅に着いてくれたので、それっと駆け出してイベント会場である都立産業貿易センター浜松町館へ向かいます。いい歳こいて朝から走りっぱなしですよ。そんな中年の必死の疾走が何とか功を奏し、サークル入場締切時間5分前に会場入りすることが出来ました。やれやれ。ヨタヨタと自スペースへと向かい、両隣のサークルさんに挨拶して着席します。ちなみに今回のサークル配置では左隣が坂下さん、ウチが理緒ちゃん、右隣が岡田という、東鳩マイナーヒロイン地帯とでも言うべき状態でした。って言うか、そもそも坂下さんと岡田はヒロインじゃないしね。会場入りしてしまえばイベント開始まで30分もあるので慌てる必要も無いので、しばらくへたりこんで体力の回復を待ってから、チラシを片付けて例の既刊3部をテーブルの上に並べて準備完了。ホッとして会場内を見渡すと、幾つか空席はあるもののほとんどのサークルさんが出席しているようで、開場前から場内は中々ににぎやかな様子。前回参加したコミキャラ2の会場の寒々とした空気思い出すにつけ、やっぱり同人誌即売会はこうでないとと、安心すると同時に何だか嬉しくなる安藤さんでした。 午前11時に予定通り開場。さっそく開場ダッシュして(オイ)左隣のサークルさんの本を買いに行きます。いや、だって久しぶりの坂下さん本の新刊があったので買い損ないたくなかったんですよ。そんな生まれて初めての開場ダッシュでしたが、絶対に欲しい本はそれだけなのですぐに自スペースに戻ります。この後はまた長いヒマな1日になるので、またまたイラストの下描きをしていようとマンガ原稿用紙は忘れてきたのでスケッチブックを切り取って準備を始めます。「お前はここへいったい何をしに来たんだ?」と言われてしまいそうですな。そんなのん気なサークル参加のつもりだったのですが、つないだスケッチブックに枠線を引いていると1部売れてしまいました。この時点でまだ11時08分です。自分でもちょっと信じられなくてやや呆然としていると、10分にまた1部売れました。この時は中を見ないで買っていこうとするので、こっちがビビッて「中を見ないで大丈夫ですか?」と聞いてしまいました。おまけに「下描きだけで未完成ですし…」とか余計なことまで付け加える始末…。もちろん同人誌を買ってもらえるのはすごく嬉しいしありがたいのですが、内容と言うか完成度に自信が無いので中を見ないで買っていこうとされるとどうも不安になってしまいます。困ったもんだ。このあたりはキッチリと仕上げた同人誌を製作して、表紙買いされても自信満々でいられるようにしたいですね。それはともかく残りは1部となったわけですが、何故か17分にこれも売れてしまい、あっさり完売となってしまいました。早いよ。何でこんなことに? 私の知らないところで理緒ちゃん人気大爆発ですか? 確かにここ数年ほどは理緒ちゃん人気が徐々に高まっている感触はありましたが、こんな急激な上昇ぶりではなかったと思うのですが。ToHeart2をプレイ後に前作ToHeartもプレイして、新規の理緒ちゃん萌えになった方が一気に増えたのかな? そうだとしたらすごく嬉しいですね。みんなで一緒に萌えようぜっ! それはともかく開場30分もしないうちに売るものが無くなってしまった身としては、やっぱり少しでも既刊を作り足しておくべきだったと激しく後悔しました。まあ、これ以降は全然売れずに終わってしまう可能性も充分にあるのですが、力の及ぶ限り大量に部数を用意して完売してしまったのならともかく、こんな中途半端に完売させてしまうくらいなら余らせた方が良かったです。2時間半あれば自宅に帰って本を作って会場に戻って来れるので、一時は本気でそうしようかと思いましたが、その場合会場に戻ってくるのが14時頃になってしまうので結局断念。見本誌から値札をはずして代わりに「完売しました。ありがとうございました」の札をつけましたが、実際に売れる売れないは別としてやっぱり売るものが無いというのはさみしいですね。ポツンと置いてある見本誌を見て後悔しきりでした。その後は34分、12時02分、08分、10分、30分と立ち読みがありまして、一段落したところで会場の外へトイレと食料の買出しに出かけました。都産貿前のデイリーストアでコーラとおにぎりを買って43分頃に自スペースに帰還。その後は立ち読みも無く、食事をした後はイラストの下描きを黙々と続けていました。15時になった時点でイベント終了。久しぶりに3部も売れただけに嬉しいと言えばすごく嬉しいのですが、同時に増刷しておかなかったことを悔いる気持ちも強くて、どうにも変な気分で会場を後にしました。 今回はあまり会場内を見ていなかったのですが、結構盛況な様子でしたし、行列の出来るサークルさんもあったので、次のBNLもまだまだ安泰だと思える状態だったと思います。カタログによると前回よりわずかながら参加サークルも増えたそうで、ToHeart2のヒットの大きさをあらためて感じさせられましたね。実際カタログを見てもToHeart2のサークルばかりでした。ToHeart派の私としては少々納得いかないものがありますが、ひがんでいないでさっさと新刊を出して、自分なりにToHeartを盛り上げていきたいですね。即売会への参加ラッシュも今回のBNL17でひとまず終了。せっかく時間があるのだから、6月のコミコミ10、サンクリ32、8月の夏コミに向けて新刊製作をがんばっていきたいと思います。ホントもういい加減に新刊を出さないとね。でもサンクリと夏コミは受かるかなあ…。 |
● 東京ビッグサイト 西4ホール:A-10 ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (4) |
昨年の第1回ではキャッスルには及ばないものの、参加サークルが400に近いくらいはあった新興のオールジャンル即売会であるコミック・キャラクターズ。それが第2回の今回は参加サークルが80程度と大幅に低下してしまいました。2000スペースを募集していただけに、この規模縮小はかなり痛かったのではないでしょうか? 企業開催のイベントなので、くじけずに第3回を開催する可能性はかなり低そうです。そんなイベントの成否に関係無く、売上は1〜2部、立ち読みは6〜7名と常に 昨年末の冬コミ以来となる東京ビッグサイトですが、この会場は自宅からの所要時間の見当がつくので、出発する時間を調整してサークル入場時間終了近くに現地に到着。建物内のファミリーマートで買物をしてから正面ゲートをくぐって右手へ進み、エスカレーターに乗って4階にある西4ホールへと向かいます。エスカレーターを降りると手前の西3ホールの方は本日は使用されないらしくシャッターが閉まっています、奥の西4ホールの方へ歩いていくと、こちらはホールを3区画に分けて同人誌即売会のコミキャラ、オタク系物販イベントの宝島コレクションマーケット、コスプレイベントのCOS-DAYと3つのイベントに使用しているのですが、コミキャラの看板やポスターの掲示が無くて入場口が今ひとつわかりません。結局1番手前がコミキャラの入場口でしたが、手書きの札でもかまわないので何かしらの案内表示が欲しかったです。入場口でカタログを購入して中へ入ると紅白の幕が張ってあり、すぐに左手へ折れて進むようになっているので、入場口あたりからはコミキャラの会場の様子は全く見えません。どんな感じかなあと思いつつ歩いていくと、紅白の幕が切れたところの右手が開けて会場となっていました。場内を見渡しながら自スペースへ向かいましたが、まだテーブルの上に椅子が乗ったままのスペースがかなり多いのには少しショックを受けました。サークル入場時間終了近くなのに人が来ていないスペースが多いということは、すなわち欠席サークルが多いということでして、数えたわけではありませんが半分近くのスペースが空席のままだったのではないかと思います。事前にウェブサイトで参加サークルが少ないのは知っていたのでかなりスカスカしたテーブルの配置に関しては何とも思いませんでしたが、そこかしこに本来埋まっているべきスペースが空いたままで放置されている光景はかなり寒々としたものがありました。私も以前にこうして欠席をくり返してイベントを盛り下げていたわけですね。すいませんでした。枯れ木も山の賑わいではありませんが、ウチみたいな弱小サークルでも参加申込をしてスペースをもらったら、やむを得ない事情でもない限りはちゃんと出席してスペースを埋めるべきだなとあらためて思わされました。自スペースが列の右端なので左隣が欠席だと離れ小島状態なのですが、行ってみると左隣のサークルさんはちゃんと出席していました。ちなみに前回のコミキャラ1でもお隣だったサークルさんでした。ともかくも左隣のサークルさんに挨拶をして、テーブルの上に本を出して準備は完了。たとえ最後の1サークルになろうと閉場まで会場にいるつもりですが、本日のイベントの閑散ぶりが思いやられて苦笑いが浮かんでくる安藤さんでした。 午前11時に場内アナウンスと共に開場。あらためて空席だらけの場内を見回して、これでは売上はおろか立ち読みも望めないかなあと思いましたが、またイラストの下描きでもしていればいいやとマンガ原稿用紙を取り出して切り貼りし始めます。今回は下手すると立ち読みもゼロかと思っっていましたが、11時08分、10分、20分、49分、12時07分と、そこそこ順調に立ち読みしていく方がいました。何しろ出席しているサークルが少ないですから、一般参加者の方からすればどのサークルでもとりあえず読んどけみたいな感じだったのかもしれませんが、前回のこ〜みっくに続いて意外に好調な滑り出しです。しかしその後はパッタリと人足が途絶えで閑古鳥に。まあ、そもそも場内に一般参加者がほとんどいないのだからそれも無理もない話なのですけど。13時になった時点でイラストの下描きを中断して昼食。よく噛んでのんびりと食べ終えて、30分に下描き再開。54分に久々の立ち読みがありまして、そして14時15分、何と1部売れてしまいました。同人活動を始めて以来、初めて女性の方が買っていかれました。しかし我がサークルのこの悪運の強さは何なんでしょう? こうして思いもかけず売上があって、イラスト描きの手を止めてふと横を見てみると、私のいるブロックはウチと左隣のサークルさん以外は全て撤収済みでした。会場内を見回してみると他のブロックも撤収したサークルさんが結構あって、空席がさらに増えています。そんな中でもしぶとく37分に最後の立ち読みがあり、結局売上1部、立ち読み7名というこれまでの即売会と全然変わらない成績でした。ウチって即売会の規模や混雑ぶりに全く影響を受けませんねえ。喜んで良いのやら悪いのやら…。その後場内には一般参加者の姿もほとんど無くなってしまいましたが、相変わらずのん気にイラスト描きを続けます。15時頃にトイレに行きましたが、その時点で会場内に残っているサークルは12でした。もっさりと時間は流れていき、ついにイベント終了時間である16時を迎え、閉場のアナウンスに合わせて一応拍手。すっかり閑散とした会場にまだ残っていたサークルは、ウチを含めて4サークルでした。最後まで残っていたどのサークルも苦笑いを浮かべているような妙な空気の中、後片付けをして会場を後にしましたが、参加前に立ち寄ってみようかと思っていた宝島コレクションマーケットには結局足を踏み入れずじまいでした。 今回のコミック・キャラクターズ、私自身は売上もあって立ち読みもそこそこあったのでわりと満足でしたが、イベントの今後を考えると薄ら寒い思いがします。入場口にイベントの表示が無かったり、本部にもスタッフがポツンと1人いるだけだったりと、前回参加したこ〜みっくとは違って既に勝負を投げてしまっている感がありありでした。会場の奥にコスプレブースがあったりしましたが、もちろんコスプレイヤーなんて1人も来ませんでしたよ。トホホ。そんなわけで、まったりと言うよりはむしろ寒々とした印象が強くて、苦笑いばかり浮かんでくるような後味の悪さが残るイベント参加でありました。でも、第3回があるなら都合がつく限りはサークル参加しようと思います。どうもサンクリ31以来、どんな即売会であれサークル参加するのが楽しくなってしまった安藤さんでした。これで頒布する本がしっかりしていればねえ…。そのあたりはおいおい何とかしたいと思う所存であります。ハイ。 |
● 東京流通センター アールンCホール:D-22 ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (5) |
個人的に注目している同人誌即売会であるこ〜みっく。昨年11月の第1回にも参加申込をしていたのですが、当時は敵前逃亡気味にイベントを欠席しまくりのどうしようもない時期で、こ〜みっくも欠席してしまいました。そんなわけで、今回が私にとって初めてのこ〜みっくとなります。ウェブサイト等からうかがえる同人誌即売会に対する考え方には賛同できるものが多々ありますし、もともと即売会にサークル参加するのが好きですし、最近は自ジャンル(ToHeart:雛山理緒)のオンリーイベントがほとんど無い(BNLだけ)状態ということで、勝手に陰ながら応援していこうかなと思うイベントであります。もっともウチみたいな弱小サークルでは、陰ながらどころか表立って応援したところで何の効果もありませんけど…。第2回となる今回のこ〜みっくでは1000スペースの募集をかけていたのですが、集まったサークルは100ちょっとといったところ。前回よりも減少しており、なかなかに苦戦しているようです。個人的には小規模なまったりしたイベントも好きなのですが、やはり今後も定期的にイベントを継続していくうえでは、参加サークルと一般参加者を増やして少しずつでも規模拡大を図る必要はあるでしょう。会場代だってタダではないでしょうから。 イベント会場が2002年のコミクリ13以来久々の流通センターということで、自宅からの所要時間の見当がつかないので早めの午前9時前に出発。JR浜松町駅でモノレールに乗り換えて、流通センター駅で下車。どうでも良い話ですが、モノレールに乗るのも久しぶりでちょっとワクワクしました。いざ会場に到着してみると、まだ午前10時過ぎくらいで開場まで1時間近くあります。持ち込むのは既刊1種類のみで準備に時間がかかるわけでもなし、こんなに早く着いても意味がないのですが、流通センター付近は周囲に何もないので時間をつぶす方法もありません。仕方なく会場の建物へ向かうと、入口前にスタッフと思しき方がいてカタログを販売しているので、そこで一般参加者用のカタログを購入。同人誌即売会のカタログと言えば通常はB5サイズなのですが、こ〜みっくのはA5サイズでコンパクトです。カタログを買ったせいで一般参加者と思われたのか、スタッフの方にあちらに並んで下さいと指し示された方を見ると、少しですが一般参加者の待機列があります。あまり人出を期待していなかっただけに、何だかそこに並んでいる一般参加者の方がやたらと頼もしく見えました。やっぱりイベントはスタッフとサークルと一般参加者が三位一体で盛り上げるものですな。建物内のローソンで飲物を買って、2階に上がっていよいよ会場入り。ここでサークル用のカタログを受け取って、自スペースへ向かいます。場内はかなり広くて、サークルのスペース配置は通路幅が大きくゆったりとした感じです。先に到着している右隣のサークルさんに挨拶をして、さっさと既刊をテーブルの上に出して準備は完了。以前までは新刊が無いのが恥かしくて開場ギリギリまでテーブルの上に何も出さないでいたのですが、前回のサンクリ31がいろんな意味で転機になって、もういい歳こいて無駄に恥かしがるのはやめようと決めたのでした。早退もやめてイベント終了まで会場で過ごすつもりです。とは言っても、売上が全然期待できないので暇を持て余すことになるのは確実なので、ボチボチイラストの下描きでもしていようと持参した原稿用紙を取り出します。Leafが始めたお布施吸い上げアイテムであるスティックポスターを我がサークルでも出してみようと、B4のマンガ原稿用紙を切って縦につなげてみますが、セロテープを持ってきていないので上下の紙の合わせ目がずれて今ひとつ描きづらい状態で、後で下のローソンへセロテープを買いに行こうかなと思ったりしておりました。 そんなことをしているうちに11時となり、いよいよ開場。カタログにも同様のことが書いてありましたが、開場のアナウンスでも募集スペースに対して参加サークルが少ないことをしきりと謝罪していました。イベントを開催するのもなかなか大変です。会場の出入口の方を振り返って見ると、一般参加者がパラパラと入って来る感じで、どこかのサークルさんへ一気に人が押し寄せてくるようなことはないみたいでした。スペース前を時折人が通り過ぎていく中で11時06分、28分、32分と立ち読みがあり、もっと徹底的な閑古鳥を予想していた身としては「まあまあじゃん」と好感触。12時過ぎあたりで紙を2枚つなげての下描きがどうにも描きづらいので、トイレも兼ねてセロテープを買いに行こうと一度会場の外へ出て階下のローソンへ行きました。さすが催事場にある店舗だけにコンビニとしてはかなり充実した文房具の品揃えで、ちょっと感心しながらセロテープと昼食用のおにぎりを購入。そして会場内の自スペースへ戻った直後、12時10分に1部売れてしまいました。悪運いまだ尽きまじです。その後14分に立ち読みされた方に「これ新刊ですか?」と聞かれましたが、以前にウチの同人誌を買っていただいた方だったのでしょうか? 昨年の冬コミでもそうでしたが、新刊目当てにスペースに来られた方に新刊無しと答えるのは申し訳ないですね。恥かしがるのはやめたとは言え、やっぱりちょっと焦ってしまいます。そんな小さな波乱もありましたが、基本的に場内の空気も私自身もまったりムード。買ってきたセロテープでマンガ原稿用紙をつないでイラストの下描きを続けます。描いては消し、描いては消しであまり進みませんが、特に急ぐ必要も無いので何度でも描き直しをくり返してのん気なもんです。ゆるやかに時は流れて、13時03分にまた1名立ち読みがあって、05分に次回の参加費割引登録のために本部へ。名札を見る限りでは、受け付けてくれた方が主催者だったのかな? この登録はすぐに終わって席に戻ると先ほどローソンで買ってきたおにぎりで昼食。時間があるのでやたらとよく噛んで食べる安藤さんでした。30分過ぎに入場フリーのアナウンスがあり、場内のまったりムードにもますます拍車がかかります。それでも36分、40分と立ち読みがあり、その後は打ち止めでしたが、結局売上1部に立ち読み7名という成績でした。14時あたりではさすがに一般参加者が通路を歩く姿もほとんど無くなり、あちこちで撤収するサークルも出始めました。私は最後まで会場にいると決めているので、そのままイラストの下描きを続行しておりました。やがて15時30分に主催者の方のアナウンスと共に閉場。イベント終了の際の慣例ということで、一応拍手しました。 Cレヴォ終了後、新しいオールジャンル即売会としてキャッスル、コミキャラ等と並んで登場してきたこ〜みっくですが、前回を欠席しているので比較対照的には語れませんが個人的には今回はそれなりに悪くない印象でした。もちろん1000スペース募集で集まったサークルが100ちょっと、前回よりも参加サークルが減少していることを考えればさすがに成功とは言えないのかもしれませんが、イベントの雰囲気は結構良かったと思います。サークルも一般参加者も数が少ないのでそれほど活気にあふれた感じはありませんが、逆に白けたり投げやりな感じも特にありませんでした。まあ、あくまで私が感じた限りでの話ではありますけど…。立ち読みしていく方も余裕があるせいかじっくりと読んでいく場合が多かったですし、売上と立ち読みの人数も何だかんだで今年これまでにサークル参加した即売会と比べても特に遜色ありません。サンクリ32以来気持ちがやたらと前向きなせいもあるかもしれませんが、ウチみたいな弱小サークルならまた次回も参加しようと思わせるだけのものはありました。休憩スペースの設置(これは会場がサークルスペースだけでは埋まらなかったからでしょうけど)、コミクリのような企画スペースの用意、最大で20スペースが合体可能と、同人誌即売会としては面白い試みも多いです。参加サークルが少ないせいでそういった試みがまだ充分に機能しきっていませんが、今回しきりと謝っていたあたりからして、次回以降何とか参加サークルを増やしていこうという意思は感じました。カタログによるとこ〜みっくは「5年間開催する」ことは決めているそうですし、次回でいきなり倍増は無理にしても徐々に参加サークル数を増加させていき、サークルが一般参加者を呼んで、その一般参加者が新規のサークルを呼び寄せるという良い循環に入ることができれば、定期的に開催されるオールジャンル即売会としてそれなりの位置を占めることは可能なのではないかと思います。参加サークル数は圧倒的に多かったのに次回開催がアナウンスされないキャッスル、第2回で命運尽きた感のあるコミキャラ、ウェブサイトごと消えてしまったコミメモ(ここは美少女オンリーですけど)等々、他の新興オールジャンル即売会と比べるとこ〜みっくはそのコンセプトと開催継続の意思が明確なだけに、一度上向きの軌道に乗せてしまえれば後は回を重ねるごとに発展していけるのではないかという期待感があります。まあ、その軌道に乗せるのが難しいのでしょうけど…。やはり最初の5年間が勝負でしょうね。スタッフの方々にはがんばって欲しいです。…などと人様の心配をしていられる立場では全然ない安藤さんですが、もうイベントを欠席する悪癖も直りましたし、早退しないで閉場までイベントを自分なりに楽しめるようになりましたし、新刊が無くても恥かしがらなくなりましたし、わりと元気で前向きな状態です。何だか開き直り過ぎのような気もしますが、創作意欲は増しているのでテンションが落ちないうちに新刊を完成させて、その新刊が売れてさらにテンションを上げていきたいです。まあ、実際に新刊が売れるかどうかはわかりませんが、私も同人活動を始めて6年目ですし、一昨年、昨年と最低の結果で終わっているだけに、そろそろ勝負をかけていこうと思います。がんばりましょ〜。 |
● 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート、文化会館:A23ホール K-04b ● |
突発総集編 PART2■■■1部 (3) |
1月のサンクリ30を敵前逃亡気味に欠席したため、今回が今年初のサンクリとなります。前回の参加イベントであるコミックキャッスル2006春から3週間もあったのに、相変わらず新刊は完成しませんでした。完成しないも何も全然マンガを描いていませんでしたね。もうイベントを欠席する気は全然無くなっているし、次のイベントを目指しましょうと イベント当日の頒布物ですが、既刊のコピー誌はこれまでイベントの度にアルタートケースから出し入れしてスペースに置いていたせいで少し汚れ気味になってきていたので、「突発総集編 PART2」を新しく作り直すことにしました。「SHE KNOWS 《お試し版》」の方はお役御免で絶版です。作業開始はイベント当日の朝から…。このコピー誌製作の作業、中古のレーザープリンタを購入したのは良いのですが、いつもやたらとミスプリントを出したりして妙に時間がかかってしまうので、今回も手間取ってサークル入場時間に間に合わず遅刻するのではないかと思っていました。しかし今までの失敗から学んだためか、今回はプリントアウトも製本作業もわりとすんなりと進み、1時間もかからずに終わってしまいました。順調すぎ。もう汚さなくてすむように、出来上がった同人誌をシールで封の出来るビニール袋に入れて準備完了。…作る端から本が売れていくような人気サークルならこんな苦労も無いんでしょうね。トホホ。 そんなわけで遅刻の心配は無くなったのですが、あまり早く会場入りしても恥かしいだけなので、またサークル入場時間終了近くに会場入りすることにします。交通の乱れも無く時間通り(?)に会場入りできましたが、いつも入場口近く等で販売しているイベントのカタログが見当たりません。スタッフの方に聞いてみると、何とすでに売り切れたとのこと。まだイベント始まってないよっ! 今回はかなり多めに刷ったそうですが、Cレヴォ終了を受けてのサンクリの規模拡大がその予想を大幅に上回ってしまったようです。それはそれでめでたいことではありますが、カタログが手に入らないのは残念でした。まあ、私は特に買い物をするわけではないので実質カタログは必要ないのですが、サークル参加するイベントのカタログは記念に必ず買うことにしているので。もともと充分に大規模だったのに、ますます大きくなるサンクリに今後のサークル参加の当落に不安を覚えながら自スペースへ到着。すでに到着している左隣のサークルさんに挨拶すると、「(隣り合うのが)3回目ですね」と言われて早くも恥かしさ炸裂です。ええ、3回目です。おまけに新刊無いのも3回目です(泣)。事前にウェブサイトで確認していたので知っていましたが、左隣のサークルさんは新刊を2種類用意してありました。テーブルに向かって準備を進めているその横で、早々に既刊を出すのも情けないので会場ギリギリまで頒布物は出さず、チラシを片付けて開場を待つことにします。右隣のサークルさんは来ないままでイベントのスタッフの方が出席チェック(?)に来たのですが、ウチもテーブルの上に何も出していないままだったので、買い物目的のダミーサークルと思われたのではないかと少しビクビク。さらに時は流れ、製本作業中の左隣のサークルさんと何となく後ろ向きの会話をしながら開場を迎えました。スペースの目の前が会場の出口という場所なので、前の通路の人通りはそれほどでもなかったのですが、出口の先の場外に見える別会場へ向かうと思しき行列が今回のサンクリの人出のすさまじさを物語っていました。そんなイベントの盛況ぶりもウチのサークルにはあまり関係無いわけでして、左隣のサークルさんと相変わらず後ろ向きっぽい会話をしていたら、知り合いのサークルの方が訪問してくれまして、(新刊を出せなくて欠席した)コミティアのオリジナル同人誌のことを聞かれたりして、安藤さんは大ピンチになるのでした。大ピンチですが、ともかくもウチのスペースに訪れて下さる数少ない知り合いの方と話していたら、今回のサンクリは落選してしまったそうで、サンクリの当選率の低下を実感させられました。しかも不真面目な同人活動しかしていないウチが受かったりしているので、少々申し訳ない気分になったり…。 恥かしかったり、申し訳なかったり、色々と波乱含みの今回のサンクリですが、気を取り直して目前を流れ行く人を見ていると、何と11時30分に1部売れてしまいました。4連続売上ゼロ回避ですよ! 自分には関係ないつもりでいた人出の多さが、発行してから2年近くたつ「突発総集編 PART2」に需要のある方を引き寄せてくれたのでしょうか? やっぱり規模の大きなイベントというのは大したものです。その後は売れませんでしたが、12時20分、23分、43分、13時15分、31分、14時57分と、立ち読みも6名あって、そこそこの結果を得ることが出来ました。前述の通りに最初は開場後1、2時間で撤収するつもりだったのですが、左隣のサークルさんとあれこれ話しているうちに、売上もあったことだし今日は早退するのをやめようと思い直して、13時45分頃に次回参加申込のために席を外した時以外はずっとスペース内にいました。でも夜勤明けで一睡もしていないのと暇なのとで、最後の40分くらいはほとんど寝てました。15時30分に場内アナウンスと拍手と共にイベント終了。久しぶりに閉場時間まで会場で過ごした即売会参加となりました。その後は途中からやって来た右隣のサークルさんに本をお渡ししたり、机や椅子を片付けたりして、眠いけどそれなりに充実した気分で帰宅の途につきました。 今回は私にしては珍しく他のサークルの方と話す機会の多いイベントでした。やたらと知り合いを作ろうとは思いませんが、やはり他のサークルさんから刺激を受けることもすごく大切だなあと思わされましたね。でも、話していた相手のサークルさんはきちんと新刊を2種類持ち込んで、きちんと完売させているわけで、しっかりやるべきことをやっています。対して私の方は相変わらずの新刊無しで全然やることをやっていないという状態で、今は刺激を受けるのどうのとか言う以前の問題ですね。早いこと新刊を出さないことには、みっともなくて他のサークルさんに挨拶にも行けませんよ。有意義ではありましたが、それだけに問題点も噴出しまくりのサークル参加でした。次のサンクリこそ新刊を携えてサークル参加して、頒布にも交流にも精を出せるようにしたいです。…ですので、次のサンクリ32も当選しますように(合掌)。 |
● 池袋サンシャインシティ 文化会館B、Dホール:オ-06b ● |
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引き続き新刊が出来上がらないまま、次の即売会であるコミックキャッスル2006春の開催日がやって来てしまいました。もう新刊が無いからといって欠席してしまうことはありませんが、今回は個人的な事情でものすごく欠席したかったです。でもそこで本当に欠席してしまうとまた敵前逃亡になってしまうので、勇気をふるいおこしてサークル参加するのでした。安藤さん、えらいなあ。新刊を出せてたらもっとえらかったんですけどね…。 めずらしく前日の仕事が休みだったので、それほど寝不足というわけでもなくそこそこ良好なコンディションでイベント当日の朝を迎えました。でも頒布する本の品揃えがアレなだけに、あまり早めに会場入りしても恥かしいだけなので、サークル入場時間終了ギリギリに行くことにします。そんな後ろ向きの姿勢で予定通り(?)にサークル入場終了時間ギリギリに会場入り。会場内を見るとあちこちに欠席らしい空席のスペースがあるので、また良くない根性を起こして「もしかしたら両隣のサークルさんも欠席かも」などと思いましたが、両隣のサークルさんともいらっしゃってました。やっぱりそうでなくてはいけませんよね(泣)。恥かしがってばかりいても仕方が無いので、両隣のサークルさんに挨拶をして自スペースに着席。とりあえずテーブルの上のチラシを片付けたりしましたが、開場まで30分近くあるのでまだまだ時間があります。恥かしいので頒布物を並べるのは開場時間ギリギリにすることにして、イベントのカタログなどを読みながら安藤さんは開場を待つのでした。開場5分前に頒布物をテーブルの上に表紙を裏返した状態で置いて、コソコソを準備を始めますが、開場時間である11時になったにもかかわらず開催宣言の場内アナウンスが流れません。しかし横手の外周サークルの方を見ると一般参加者がゾロゾロと流れて来ているので、どうもイベントは始まっている様子。まあ、ウチのサークルとしては全然あわてる必要も無いので、裏返していた本をひっくり返して用意を整えます。前回はコミクリ17と開催日が重なってしまったので不参加だったコミックキャッスルですが、Cレヴォ終了後の大規模なオールジャンル即売会の1つとして以前から気になっているイベントでした。そんなわけで、実際のキャッスルがどんなものなのか興味津々で場内を見回していましたが、それなりに人も多くて活気のある印象です。島中にも最初からどんどん人が流れ込んできて、自スペースから右側の方は人が集まってかなり混雑していました。「でもウチにはあまり関係無いよなあ」と思っていましたが、開場5分あたりで立ち読みがあったので、「そこそこ良い感じかも」と考えをあらためたり…。その後23分、47分と立ち読みがあり、50分に何と「突発総集編 PART2」と「SHE KNOWS 《お試し版》」が1部ずつ売れてしまいました。奇跡の3連続売上ゼロ回避です! 立ち読みがあるだけで気分が明るくなってしまうような状態だったので、まさか売上があるとは思ってもいませんでした。いや〜、当サークルもまだまだ捨てたものではありませんねえ。…などと調子に乗ってはイカンのですけど、いい加減に欲しい人には全て行き渡ってしまったと思っていたウチの既刊にまだ需要があったのには正直驚きました。スゴいよ、安藤さん! まあ、その後は売れませんでしたけど、12時19分、33分、46分、59分と立ち読みがありまして、13時を回ったところで今日はここまでと撤収しました。売上2部、立ち読み7名と、今年の最高記録です。 新刊を完成出来ずに今年最初の即売会であるサンクリ30を逃避的に欠席した後、これではイカンと思い直してサークル参加をするようになりましたが、何だか即売会へのサークル参加の回を重ねるたびに成績が上がっていきますね。延々と既刊ばかりでお茶をにごしっ放しの当サークルに、こうして立ち寄ってもらえるのは本当にありがたい限りです。理緒ちゃん人気の上昇(←これは確実にあると思います)、コミックキャッスルの動員と、状況も味方してくれて、ものすごく欠席したかったはずのイベントは、かなり良い感じの結果に終わってくれました。私自身は相変わらず怠け者の遅筆男のままなのですが、どういうわけか風は上向きのようです。次のイベントは今回以上に一般参加者の動員が見込めるサンクリ31なだけに、ここはきっちり新刊を完成させて、現在の良い流れに乗って販売成績を伸ばしたいですね。とりあえず必要なのは新刊だけなのよ。始めは欠席したくて泣き言ばかり言っていたくせに、いざ売上があるとあっさりノリノリになってしまうあたり、実に現金なのですが、はりきって次の即売会への準備を整えたいと思います。がんばりましょー。 |
● 大田区産業プラザPiO 大展示場:A-33 ● |
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昨年5月に初参加して、ものの見事に売上ゼロだった東鳩祭2-A。いずれリベンジをと思いつつも、その後の東鳩祭2-B、Cは参加申込をすることなく不参加でした。理緒ちゃんサークルのウチとしてはToHeart2は同人活動のメインではないので、万難を排してイベントには毎回必ずサークル参加するほどのジャンルというわけでもありませんしね。それでも前回はToHeart2のゲーム本編を未プレイ状態で参加申込をしたのに対して、今回は会長(花梨)、草壁さんとお気に入りのヒロインも確定しているので、単にドサクサにまぎれて理緒ちゃん本を頒布しようというセコい目論見しかなかった前回よりは真摯な態度でのサークル参加と言えるでしょう。真摯な態度のわりには(また)新刊落としてますけど…。そんなわけで予定していた草壁さん本を間に合わせることが出来なかったのですが、東鳩祭2はToHeart2オンリーの即売会であるだけに、「SHE KNOWS《お試し版》」と「突発総集編
PART2」だけではサークル参加が出来ません。仕方がないので前回の東鳩祭2-Aで頒布した「愛佳本(の顔見せペーパー)」を持っていくことにしました。サークルカットは草壁さんなのに…。もう完成させる気は無かったこの愛佳本ですが、今回ペーパーを配ったからにはやはり作らないとマズいですかね? イベント当日の朝、会場がやや遠隔の大田区産業プラザだし、以前にコミクリ17で道を間違えて遅刻しそうになったこともあるので、少し早めに自宅を出発します。JR蒲田駅に到着して今度はしっかりと駅の案内表示を確認してから会場へ向かいますが、歩いているうちに以前間違えた道を歩いているような気がしてどうにも不安になってきます。蒲田駅周辺は東口と西口で街並の景色が似すぎですよ。変えてよ。まあ、今回は間違ってはいなかったわけですが、会場の大田区産業プラザが見えた時にはホッとしました。当日は別フロアで東鳩祭2以外のイベントも開催されていましたが、その中に幼稚園の卒園式があるのが何とも…。園児の親御さんは会場にやってきて面食らったのではないでしょうか? それはともかく、会場入りして自分のサークルスペースへと向かいますが、開場までそれほど時間があるわけでもないのにそこかしこに空席のスペースが目立ちます。逃避的欠席はやめたとはいえ、持ち込む本がヘボすぎるだけにあまり堂々とサークル参加できるような身でもないので、出来ればひっそりとしていたい身としては「これは上手くいけばウチの両隣も欠席かもしれないぞ」などと思いましたが、自スペースへ行ってみると両隣のサークルさんともしっかりいらっしゃってました。いや、もちろんそれが当然なのですけど。何だか肩身の狭い思いをしながら両隣のサークルさんに挨拶をして、コソコソと準備を整えて開場を待ちます。対面のサークルさんのディスプレイを見ると、Leafが最近始めたお布施吸い上げアイテムであるスティックポスターと同サイズのポスターを頒布するようで、私もこのスティックポスターは作ってみたいなあと思っているので、興味深くながめておりました。 11時に予定通りイベント開始。自サークルの売上なんぞ期待できるわけでもないので、対面のサークルさんのスティックポスターがどうなるかに興味津々でしたが、あっという間に目の前の通路が行列で埋め尽くされてしまい、対面のスペースは全く見えなくなってしまいました。ウチのスペースの前あたりで行列が折れたので私には被害は無かったのですが、左隣のサークルさんから数サークルはしばらく行列にスペース前を完全にふさがれてしまっている状態で気の毒でした。私の方はといえば、イベントのジャンルであるToHeart2の同人誌が無いし、前回のコスカ16のような奇跡もそう何度も起こるものではなかろうと、最初から勝負を投げていましたが、開場からそれほど時間のたっていない11時13分に「突発総集編 PART2」が売れてしまい、2連続売上ゼロ回避という異常事態(オイ)となりました。その後は35分にペーパーを持っていってもらえただけでしたが、もう1部売れただけでも充分でしょう。12時30分に撤収するまでに立ち読みも6名あったので、成績としてはコスカ16よりも良いくらいです。サークル参加して良かったですよ。何でもやってみるものですね。それと単なる気のせいかもしれませんが、少し離れたところからウチのスペースを見ては引き返していく人が結構いたので、カタログのサークルカットを見て草壁さん本を期待して見にきたのかなと思いました。何しろサークルカットに草壁さんを描いているサークルさんは、ウチを含めて2つしかありませんでしたから。しかももう1つのサークルさんはカタログによると出すのはオールキャラ本で、特に草壁さんサークルというわけでもなかったらしいです。…まあ、それを言ったらウチなんて愛佳本のペーパーしかなかったけどさ。事の真相は不明ですが、当サークルの草壁さん本を期待していた方いたのなら申し訳なかったですね。 夕方からキックボクシングの観戦に行く予定もあったので、12時30分になった時点で撤収。以前の東鳩祭2-Aでの売上ゼロのリベンジも一応果たしたということで、結果論としてはまあまあのサークル参加だったと思います。久々のToHeart2オンリーの即売会参加でしたが、カタログを見る限りでは相変わらずヒロインの人気が偏っている印象でした。サークルカットに描かれているのは、このみ、環、愛佳、新ヒロイン(久寿川ささら)の4人がほとんどで、前述のように草壁さんは2つ、会長にいたってはゼロですよ。前作ToHeartもうそうですが、私が好きになるヒロインはどうしてこうも不人気なのでしょう? トホホ。特に草壁さんはキャラ立てからしてそこそこ人気があるだろうと勝手に思いこんでいたので、実際にカタログを見て現実を知った時はちょっとショックでした。黒髪にロングのストレートというデザイン的にはやや特徴に欠けるきらいはありますが、しっとりとした優しい雰囲気を持った娘さんで、すごく良いと思うのですが。声もきれいだし。まあ、人気という個人的な好みに比重がおかれることに文句を言っても仕方が無いのですけど。ウチは理緒ちゃんが同人活動のメインストリームなので、まあボチボチといった感じにはなりますが、めげずに草壁さん本を作っていこうと思います。もっとも、理緒ちゃんと違って草壁さんに関しては他のサークルさんにも期待が持てそうですけどね。コミケあたりなら確実に何冊かは草壁さん本が見つかるでしょうし。ToHeart2オンリーの即売会へ参加した後の決心としては変な感じもしますが、次の即売会こそ理緒ちゃん本の新刊発行を目指してがんばっていこうと思います。ホントいい加減に新刊出さないとなあ。 |
● 都立産業貿易センター 浜松町館2-4階:3階 C-22 ● |
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都産貿のイベントではかなり規模も大きくて活気もあるコスチュームカフェ。前々回、前回と不参加でしたが、今回久々にサークル参加です。同日に東京ビッグサイトではワンダーフェスティバルとコミティアが開催となっており、そちらへも一般参加で見学に行きたかったのですが、同人サークルとしてはイベントにサークル参加した方がより意義のある行動だろうと思い、参加申込をしました。結果として(また)新刊が間に合わなかったので、あまり意味が無かったような気もしますが、前回のイベントのBNL16をきっかけに同人誌製作に関してはやり方を変えることにしたので、気持ちは吹っ切れており、わりと明るい気分でイベントに参加できました。まあ、さすがに閉場までスペースにいるのはしんどいので1時間ほどで撤収するつもりでしたけど。それと、制服系というジャンルの即売会だけに、ホワルバ本の「SHE
KNOWS 《お試し版》」ではまずいと思い、「突発総集編 PART2」を4部ほど新たに作り直しました。コピー本製作のために購入した中古のレーザープリンタがようやく役に立ちましたよ。 イベント前々日の金曜日の夜から仕事が3連チャンだったので、当日の朝6時頃に帰宅するとついウトウトと寝入ってしまい、目が覚めると9時30分を過ぎています。サークル入場が10時45分頃までなので、大慌てで準備を整えて10時前くらいに自宅を出発。幸い交通の乱れも無く、電車の来るタイミングも良くて、必死に走ったりすることもなく10時40分前くらいに会場入りすることが出来ました。でも都産貿の建物に入る際に、一般参加者の行列に巻き込まれそうになり、そこから抜け出すためにポールをつないであるチェーンをまたいでしまい、スタッフの方に「柵をまたがないで!」と注意されてしまいました。いや、すいませんでした。余裕が無いとついつい最短距離を移動しようとして不用意な行動をとりがちですが、あそこでチェーンに足を引っ掛けて行列に倒れこんだりしていたら、それこそ大騒ぎでした。やっぱり時間に余裕を持って行動することは大切ですね。ともかくも一応無事に時間内に会場入りして、自分のスペースに到着。両隣のサークルさんに挨拶をして、開場時間も近いので準備を始めようとしたら、値札の紙を入れてあるケースを忘れていることに気がつきました。仕方がないのでテーブルの上に配布してあった印刷会社のパンフレットの表紙を切り取って、間に合わせの値札を製作。テーブルクロスも無いし、値札は安っぽいし、本の表紙はモノクロだしで、色とりどりの表紙やディスプレイでカラフルな両隣のサークルさんと比べて、非常に地味で貧乏くさい我がサークルでした。トホホ。 11時に主催のアナウンスと共にイベント開始。もとより本が売れるとは思っていませんでしたが、前述のように気持ちが吹っ切れているのでそれほど暗い気持ちになることもなく、のんびりと場内を見回していました。ビッグサイトの方でワンフェスとコミティアが開催されているだけに、人出はやや少なくなるのではと思っていましたが、意外と一般参加者の数は多くて、通路内の人の流れも活発でした。コスカはサークル参加するたびに「活気があるなあ」と感心させられるイベントですが、今回もその例に漏れませんでした。BNLもこれくらいにぎわってくれたらなあ。以前に参加したコスカ13ではLeafジャンルはウチだけでしたが、今回はToHeart2のサークルさんが結構参加しており、ウチも含めてLeaf(というよりToHeart2)のブロックが形成されておりました。このあたりはToHeart2の同人人気を感じさせられましたね。とはいえ、そんなLeaf復権の流れも当サークルとはあまり関係無いわけでして、11時40分に「SHE KNOWS 《お試し版》」の立ち読みが1名あったのみで、「まあ、今日はこんなもんかな」と思っておりました。…思っていたら、その後47分に唐突に「SHE KNOWS 《お試し版》」と「突発総集編 PART2」が1部ずつ売れて、かなりビックリしました。買いに来た方が「1部ずつ下さい」と言うので、「中を見なくて大丈夫ですか?」と聞くと、「頼まれ物なので」というお返事でしたが、この期に及んでどこのどなたがボブロバ!の同人誌の購入を頼むのでしょうか? ものすごく謎です。買いに来た方はカタログでウチのスペースを照らし合わせていたので一応大丈夫だとは思いますが、サークルを間違えたとかそういうオチじゃないでしょうね? 後で本の受け渡しの時にもめたりとかしてないか不安ですよ。…いや、せっかく吹っ切れたのだから、もう暗い想像はやめよう、うん。そんなわけで奇跡的に売上ゼロを回避して、これに気を良くして13時まで会場にいることにしました。まったく現金なんだから。まあ、その後は売れませんでしたが、11時57分と12時57分に立ち読みがあったので、現在の活動内容を考えたら出来過ぎの結果となりました。めずらしく「SHE KNOWS 《お試し版》」の立ち読みの方が多かったのですが、これは表紙のおっぱいパワーによるものですかね。 13時になった時点で今日はここまでと、両隣のサークルさんに挨拶をして撤収。新刊が出来上がらない→欠席という逃避的行動を繰り返していたのを改めるべく、BNL16、コスカ16とサークル参加してきましたが、参加して本当に良かったです。何でもやってみるものですね。同人活動に対して気持ちも新たになったところに思いもかけず売上もあって、良い感じで新刊製作にとりかかれそうです。後はその新刊を具体的に形にするだけ。次の即売会こそビシッと新刊を用意してサークル参加したいです。頑張りましょー。 |
● 都立産業貿易センター 浜松町館3階 第二展示室:B-16 ● |
SHE KNOWS 《お試し版》■■■0部 (19) |
ひどい活動内容と結果だった2005年が明けて、2006年が始まりました。心機一転してスタートダッシュをかけるはずが、新刊が間に合わず年内最初の即売会であるサンシャインクリエイション30を欠席してしまい、早くも失速…というより一歩踏み出すことすら出来ていないような。そんなわけで遅筆となまけ癖は相変わらず直らないままで、いつまでたっても新刊を完成させられずに次のBNL16の開催日がやって来てしまいました。最初はまた欠席してしまおうかと思いましたが、去年から欠席をくり返してすっかり逃避癖が身についてしまった感があるので、少しは現実に立ち向かおうとサークル参加を決行することにしました。といっても開場から閉場まで終始会場にいるのは眠いしヒマ過ぎるので、開場後1時間ですぐに撤収しようというかなり後ろ向きな姿勢ではありますけど。 当日の朝、新刊も無く気分も沈んでいるだけに、あまり早く会場に着いても意味も無かろうと、サークル入場締切時間少し前に会場入りしました。都立産業貿易センター浜松町館の建物を見て「何だか久しぶりのような気がするなあ」と思ったら、都産貿は昨年5月のBNL15以来だったので、気のせいではなくて本当に久しぶりだったのでした。昨年は東京ビッグサイトがやたらと多かったですな。さて、会場内の自分のスペースに到着して、先に来ていた左隣のサークルさんに挨拶をして席に着きます。ちなみに左隣のサークルさんはしょっちゅうお隣になってしまう方でした。もう何回新刊無しの無様な姿を見られていることやら…。そうしているうちに右隣のサークルさんも到着。当然ながら当サークルの申込ジャンルは「ToHeart・理緒ちゃん」なので、私の周囲はToHeartサークルが集まっているのですが、続編のToHeart2に押されまくって元祖ToHeartのサークルも随分と数を減らしてしまいました。こんな時だからこそ本を出して斜陽気味のマイジャンルを盛り上げなくてはいけないのですが、ウチのスペースにあるのはとっても薄いホワルバ本のみ…。もう何やってるんだか、ホントにもう。両隣のサークルさんは、しっかりToHeartの本を作って持ってきているのに。恥ずかしくて開場時間ギリギリまでテーブルの上に本を並べられませんでしたよ。 気分は盛り下がる一方の中、予定通りに11時にイベント開始。結果はわざわざ書くまでもありませんが、ゼロでございます。それでも11時30分に立ち読みが1名あったので、良しとしましょう。…全然良くないけど。会場内は開場当初に後方の外周サークルに行列ができたりして、これは盛況になるかなと思わせましたが、通路が混雑するほどの人出があるわけでもなくて、今ひとつ活気に欠ける印象でした。ToHeart2の神通力も薄れてきたのかな? まあ、開場後1時間しかそこにいなかったし、いつも見かける坂下さんサークルも今回は不参加で、あまり場内や参加サークルに興味が無かったので、あまり確定的なことは書けないのですけど。そして11時になると予定通り(?)に撤収。左隣のサークルさんから本をいただきましたが、こちらの「SHE KNOWS 《お試し版》」は以前にお渡ししたことがあるので、何も渡すものが無くて「新刊が出来たらお渡ししますんで」と、ゴニョゴニョ言い訳をして逃げるように会場を後にしました。まったく恥ずかしい1時間だったぜ。 年は変わったというのに、去年とまったく変われずにいる当サークルですが、さすがにこのままだと新刊を出すのにもう4、5年かかりそうな気がしてきたので、マンガの描き方を変えることにします。2004年の夏頃に一度試みて挫折したやり方なのですが、もう四の五の言ってられないですしね。5月に次のBNLも開催されることですし、春に花咲けるようがんばります。それとBNLはずっとサークルカットが使いまわしなので、新しいカットを描かないとイカンですな。 |
欠席イベント | |
1月29日(日):サンシャインクリエイション30 10月8日(日):東鳩祭2-E |
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